LSD・・・「Long Slow Distance」を略したもので「長い距離をゆっくり走る」という意味。このトレーニングのねらいは、長い距離をゆっくり走ることによって、全身の持久力を高めることにある。
今年も9/25に開催される「函館ハーフ」に申し込んだ。北アルプスへ出掛ける前に4回ほど5~10kmを走ったが、帰ってきてからは、20日に5km、21日に10km走ってみた。テント泊縦走装備を背負って歩き続けた効果なのか、快調に走れて筋肉痛もなかった。毎日天候が悪くて山にも登れないので、今日はゆっくり長い距離を走ってみようと考えた。
考えたコースは、自宅~巴大橋~ベイエリア~谷地頭~海岸道路(漁り火通り)~競輪道路~旧戸井線~五稜郭公園裏~自宅の約17km(上掲の地図)・・・8分/kmペースで走ったら、信号待ち等を抜いて約2時間の計算になるはず・・・。フルを走るような人に比べたら、この距離でLSD等というのは恥ずかしい限りだが・・・。
しかし、実際走ってみたら、8km/分はなかなか難しい。いつも走っている巴大橋経由のベイエリアまでは5kmなのだが37分30秒だった。ちょうど7.5km/分なので、そのペースを維持するように努めた。
信号待ちはストップウォッチを止めて待つ。ベイエリアから十字街に抜けて電車通りを走って、谷地頭の電停を折り返す。そこで45分だった。宝来町から旧東川小学校やあさひ小学校の前の道路を走り、海岸通り(漁り火通り)へ抜ける。巴大橋では港のそばを走り、海岸通りでは大森浜を走る。どちらも海面を渡ってくる風が心地良いし、どちらも信号がないのが良い。
競輪通りへ入る手前辺りから、脹ら脛が痛くなってきた。心肺の方は山の方がずっときついはずだが、足はやはり使う筋肉が違うようだ。最後の数kmはときどき歩いたりしたが、それでも2時間に少しお釣りが来た。シャワーを浴びた後のビールが美味かった・・・これが楽しみで頑張ったようなものだ。しかし、このLSDは、市街地よりは自然の中の方が絶対快適だ・・・次は、大沼湖畔でやってみよう・・・。