癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

術後3ヶ月検診

2011年07月29日 | 大腸癌日記
             (我が家のガクアジサイ)

 今日は2回目の大腸癌の術後3ヶ月検診の日だった。検診と言っても、7/20に採血をした血液検査の結果と今後の検診計画の打ち合わせだった。

 1回目の大腸癌のときは、術後1年間は毎月の検診だったが、今回は、前回より軽く心配ないとのことで、いきなり3ヶ月検診ということになった。手術日は4/6だったので、厳密に言えば3ヶ月はとっくに過ぎているのだが・・・・。

 いつも気に掛けてくださる担当の看護師の「その顔色を見ると、また、あちこち登られているようですね。体調も全く心配ないようですね~。」の言葉通りで、本人もいたって元気そのものである。主治医からの血液検査の結果説明も、予想通り、異常もなく、腫瘍マーカーも正常値の範囲だった。次回の検診は、6ヶ月検診ということで、9月末に血液検査とCT検査の予定を入れてくれた。

 それにしても、2度も大腸癌の手術をしたが、後遺症がまったくなく、抗ガン剤治療の必要もないというのは、本当に運が良いとしか言いようがない。1度目は、たまたま別の血液検査がきっかけで見つかり、2度目は、1度目の癌の定期検査で見つかった・・・・どちらも自覚症状もまったくない状態だったので、病気をしたとか、癌に罹ったという実感がまったくない。

 おまけに、2回の手術で55cmも大腸が短くなっているのに、今回も下痢をすることもなく、固形の快便の毎日である。若い頃から下痢しやすい軟便体質で、固形の便は殆ど出ることがなかったのだが、大腸癌のお陰で、腸の調子がかえって良くなった。また、大腸が短くなった分、便の腹に溜まっている時間もさらに短くなったような気がするし、太りづらくなったような気がする・・・まったく、良いことづくめだ。

 看護師に「なくなった55cmの腸はなんの役目をしていたのでしょうね?」と言ったら、「長すぎたのでしょうかね?」と笑っていた・・・。

 さらに、不謹慎だが、支給されたガン保険は、お陰で、癌の治療にはほとんど使うことなく、再び山旅の軍資金となっている・・・ということで、安心したところで、その軍資金利用で、明日から2週間の予定で北アルプスへ出掛けることにする・・・。 

ホワイトハウス

2011年07月29日 | レトロ建築・古民家カフェ
        
 昨日から30日までの3日間限定で、遺愛学院のホワイトハウス(旧遺愛女学校宣教師館)が一般公開されている。

 外国人宣教師の住居を目的として1908年(明治41年)に本館と共に建てられた。白壁と尖塔また1・2階を隔てる胴蛇腹が作り出す外観の美しさが目を引く。内部も細部にわたって贅沢な手の込んだ造りになっている。
 また、洋館と和館とを併せ持つ独特の建築様式から、明治建築の傑作とも言われ、全国的にも高い評価を受けている。
 内部は宣教師が住んでいた当時そのままに保存され、家具調度や什器備品も当時のものが良い状態で保存されている。2001年に国の重要文化財に指定されている。

        
        玄関から入ると、奧の暖炉のある洋間に、歴代校長の写真が展示されている。最初の4代は外国人の女性だが、それ以降は日本人男性ばかり・・・。

        
        2階への階段         

        
        なんとなくミスマッチの桶風呂と古い洗濯機も残されている。トイレは洋式だった。        

        
        古い英文タイプが陳列されている。        

            
        寝室・・・このようなベッドルームが2階に3部屋ほどあった