<恵山へ向かう間ずっと見えていた環水平アーク・・・もっときれいなのを奈良県の八経ヶ岳で見ている>
今日は休息日にしようと思ったが、あまりの好天に家にいるのももったいなくて、八幡川コースから恵山の外輪山と火口原を中心としたこの時期ならではの花散策をしてきた。
この山は、エゾヤマツツジやサラサドウダンの山として有名だが、標高300~400mの低い地帯にもかかわらず、本州では2000m級の高山でしか見られないガンコウラン、コケモモ、ミネズオウ、イソツツジなど60種類ほどの高山植物が生育する特異な山である。
<その理由として、次のようなことが言われている>
第一に考えられるのは、恵山を囲むように広がる海。日本海を北上し、津軽海峡に流入してきた暖流と、太平洋を 南下した寒流がぶつかり合うことで発生した海霧が日照不足をもたらしている。
第二には、栄養分の少ない強酸性の火山灰が要因に挙げられる。結果的に 地理上の特殊な自然条件が重なり、低山でも高山植物が群生しているようだ。
<この山の麓近くの斜面を彩るエゾヤマツツジ>
<まだ蕾のままだったサラサドウダン・・・あと一週間から10日後辺りが見頃か?>
<日当たりが良く、風当たりの少ないところに咲いていたエゾイソツツジ・・・火口原のほとんどはまだ蕾のままだった>
<エゾイソツツジのアップ>
<コケモモ>
<ガンコウランはすでに実をつけていた>
<あとで調べたら、これがガンコウランの花でした>
<そろそろ終わりかけのコイワカガミ>
<これも、そろそろ終わりかけのミネズオウ>
<ホツツジの若葉と蕾>
<可愛い花を咲かせるコヨウラクツツジ>
<今日歩いたGPSトラックログ>