癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

朝日岳<百>~以東岳<二>(2日目・7/20)

2010年07月20日 | 登山・旅行
今日は、ガスと強風の中、竜門避難小屋から以東岳をピストンし、日暮沢登山口へ直接下った。

○以東岳(1771m)
朝日連峰の北部にどっしりとした量感溢れる山容で聳える山で、山形県と新潟県の県境稜線上に位置する。大朝日岳と共に朝日連峰を代表する名峰である。しかし、終始ガスでその姿を拝むことができなかった。

夜中に吹き荒れた風が少しおさまった6:50、天候の回復を期待して、日帰り装備で竜門避難小屋をスタート。しかし、最後まで主稜線の山々は雲の中だった。足元の花々だけが楽しみだった。単なるピークハントに終わった感じでやや不満が残る。

往路2時間55分、復路2時間40分、下山3時間ちょうど。重い縦走装備は下山だけだったが、今日も昨日に引き続き9時間行動だった。
下山後、近くの大井沢温泉で3日ぶりに汗やら汚れやらを流す。その後、ちょっときつかったが、明日の祝瓶山に一緒に登る新発田市在住の友人Ni君との待ち合わせ場所の道の駅「白い森おぐに」まで走った。

明日こそ、朝日連峰の主稜線の山々がすっきりとその姿を見せて欲しいものだ。
〈追加画像〉
1、以東岳頂上直下に咲いていたハクサン?シャクナゲ
2、下山の尾根から眺めた竜門山と竜門避難小屋(右端)。この雪渓が竜の形に見えることが、この山名の由来。


朝日岳<百>~以東岳<二>(1日目・7/19)

2010年07月20日 | 登山・旅行
〈古寺山から望む小朝日岳(左)と山頂部が雲に覆われた大朝日岳〉

今回の本州遠征は、ずっと登り残してきた朝日連峰の山からスタート。朝日岳と以東岳はそれぞれ日帰りのできる山ではあるが、花の稜線歩きも楽しみたかったので、日暮沢から1泊2日で6の字?縦走にトライ。

〈1日目〉日暮沢~小朝日岳~大朝日岳~西朝日岳~竜門避難小屋(泊)
〈2日目〉竜門小屋~以東岳ピストン~日暮沢

○朝日岳(1870m)
東西30km、南北60kmとも言われる広大な朝日連峰。その最高峰が大朝日岳である。南北から見ると盟主に相応しい気品溢れる三角錘の山容がみごと。


今日は、4:40、縦走装備で日暮沢登山口をスタート。時計周りに小朝日岳~大朝日岳~西朝日岳と廻り、竜門避難小屋に13:50到着。

テントを担いで上がったのに、幕営禁止だった、ガ~ン!しかし、7年前に建て替えられた水洗トイレの快適な避難小屋で1500円だったので良しとしよう。だだし、350ccの缶ビールが日本で2番に高いという800円。それでも飲んじゃった。ちなみに1番は飯豊山の1000円だとか。

予報は晴れだったが、1700mのラインから上は雲で覆われ、肝心の大朝日岳と西朝日岳は残念ながらガスの中で風も強かった。金玉水の上から一瞬だけだが大朝日岳の三角錐の鋭峰が見えた。1700mより下に下りると、東西の展望が広がる。明後日登る尖った祝瓶山も見えたが、明日の以東岳は見えなかった。

花の種類も多かった。もう終わりかけだったがササメユリに2年ぶりに再会できた。

明日の天候は、小屋の管理人に言わせると今日と同じような感じだとか・・・。なんとか以東岳の姿も拝みたいものだ。

〈追加画像〉
1、2年ぶりに再会したヒメサユリ
2、金玉水の上で一瞬見えた大朝日岳頂上
3、泊まった竜門避難小屋