癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

故郷の巨銘木

2010年05月13日 | 花・紅葉だより
 生まれたのは函館市内だが、物心付いた4歳から15歳までの幼少年期を大野町(現北斗市)で過ごした・・・自分にとっては、この町が故郷である。
 この時期になると毎年のようにメディアに登場するのが、このみごとなシダレザクラ・・・子供の頃この下で遊んだはずだが、当時はシダレザクラなんて名前も知らなかった・・・・今日も悪天候の中、多くの見物客が訪れていた。

○法亀寺の枝垂れ桜(シダレザクラ)
     
 1849年(嘉永2)年、大野村東下町に法亀庵として建てられ、その後、法亀寺と改称され、1889(明治22)年、現在地(北斗市向野・大野橋の正面)に移転した。
 境内にあるこのシダレザクラは、推定300年を越え高さ12mほど。これだけ立派なシダレザクラは道内でも珍しいとのこと。
  
     
     

○大野小学校の大欅(ケヤキ)

     
 シダレザクラを見た後、母校のグランドのレフト側の後に生えていたケヤキを思い出して行ってみた。
 周りは当時の面影はすっかりなくなって、グランドの位置も変わっていたが、この木の枝振りや位置は間違いなく当時のものである。しかし、当時はこんな大きな木ではなかったはず・・・60年近い歳月ですっかり巨木になっていた。

 説明板によると、1897(明治30)年に大野小学校がこの地に建てられる前からあった自然木と言われている。当時から我々子供たちの成長を見守って来たのであろう。

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