癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

土方歳三進攻の道・川汲山道探索

2010年05月10日 | 登山・旅行
           
 明治元年に鷲ノ木に上陸し、五稜郭城とさらに江差へ進攻した土方歳三の歩いた古道を、5年以上の歳月を掛けて、いろいろな古い資料や古地図を基に自らの足で探し出し、それを昨冬、彼等と同じ時期に実際に歩き通し、さらにその記録を自家製本で出版した「旅人も~さん」・・・最近はTVや新聞で取り上げられ、あちこちで講演を依頼されている有名人だが、若い頃からのスキーを通した友人である。

    
 今日は、そのも~さんに案内されて、彼が探し出した土方歳三進攻の道の中から、薮の中に埋もれている当時の川汲山道(地図にもない江戸・明治・大正末期までの道)の痕跡を歩いた。これまで何度か山でお会いしているKo女史とKu女史とともに・・。

 川汲公園駐車場をスタートし、川汲川沿いに残る痕跡を辿り、新川汲トンネルの南茅部側入口手前の沢の左岸に続く旧道の痕跡(当時は本道と呼んでいたらしい)を辿り、九十九折と呼ばれるジグを切った道から旧川汲峠へ出た。

    
 旧川汲峠から、明治2年にやはり土方歳三が砲台を築いた台場山へ。

 さらに、入口を探し出すのに非常に苦労したという下りの道の痕跡も辿る。こちらは途中から明確な尾根道となって、現在のNTT管理道路(大正14年に造成された旧川汲山道)の入口手前の尾根の末端まで続いている。しかし、下の方は管理道路で分断されて、コンクリート壁の法面もあってそのまま降りることはできず、少し戻って尾根を下った。    

       
 今日歩いたコースのGPSトラックログ・・・きちんと刈り払いをすれば、まさに貴重な古道復活である。いつの日か、フットパスのような歴史の道として復活することがも~さんの願いである。

    
 下りの道で偶然見つけた天然のシイタケ・・・早速、採ったギョウジャニンニクのおひたしとともに、1/3ほどはバター焼きで夕食に上った

早速、も~さんの今日の日記に、詳しい記録がアップされています。
 http://mousan.com/nikki/10may.htm

私の詳しい探索記録は下記からどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/kakkumi-daiba.htm