癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

貧乏旅行もまた楽し・・・。

2005年11月13日 | 登山・旅行
北東北山巡りは、時期的に遅くすっかり冬山モードになっていて、登る山の選択に苦労し、当初の計画より早めに切り上げて帰宅した。

山旅のときはいつも、シートを倒せば簡単に二人用の快適なベッドルームに変身する愛車利用である。厳冬でも-17℃まで対応のシュラフで万全である。環境が変わればなかなか眠れない自分であるが、なぜか我が家のベッドより快眠できるのが不思議である。

今回は、年金生活者にふさわしく高くつく外食をなるべくしない徹底した貧乏旅行の工夫をし、山用のガスのほかにテーブルガスコンロを用意し、寒いので車内での自炊生活に心がけた。

朝は無洗米でごはんを2食分炊き、昼のおにぎりも作る。夏の間ならキャンプ場利用の炊事も可能だが、寒くて日の短いこの時期では億劫である。したがって、どうしてもおかずや味噌汁等は、安売りのときに買いだめして置いたレトルト食品や缶詰類に頼ることが多い。

心配なのは野菜不足である。寒くなるこの時期に便利なものが出回る。それはスーパーで売られている多種多様な鍋物セットである。これには、切られた数種類の野菜と肉や魚類などが入り、必要な汁もそえられている。価格も手頃なものが多く、なんと言っても体が温まってビールも美味いのが嬉しい。おまけにその土地ならではのものであれば最高である。今回は498円のきりたんぽ鍋やキムチ鍋のセットを利用した。

これに快適なトイレのある道の駅とカーナビのテレビが生活感を豊かなものにしてくれる。あとは好きな山三昧の毎日である。贅沢は言うまい。連れのためにも、たまに温泉に一泊とも思うのだが、そんな生活を自分より楽しんでいるのが幸いである。今度は、今回より長い日程の旅もしたいと考えているので、今回の経験を大いに生かしたい。