![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/88/db2f36e6c4a63175236e6b41800dfd1f.jpg)
管理会社様からのご依頼で賃貸物件のエアコンの入れ替えです。
ここの物件は室内機の寸法がギリギリなのでいつも苦労します。
これは既存のエアコンの室内機を外した状態です。
壁紙の跡がありますが、新しいエアコンで隠れるので問題ありません。
それより、左の長押、右のコンセント、そして配管を通す穴。
これがとてもシビアなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/93/33618f0f8e2209844a11bb71da80a0c5.jpg?1633251179)
先ずは配管を通す穴です。室内機を固定する背板はこのようになっています。
中央に配管を通す為に中央部をカットします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/70/0b2299c9b996ec160254cb4e7c9f5bc2.jpg?1633251179)
切り込みがあるので、この加工自体は問題ありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b2/6307ac9b2eef6e86f93f0fad929294db.jpg?1633251180)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b2/6307ac9b2eef6e86f93f0fad929294db.jpg?1633251180)
左も右も干渉物があるのでこの位置しか背板は取り付けできません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ae/9d58ea3001f319e888b6ca305d68937d.jpg?1633251179)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/ae/9d58ea3001f319e888b6ca305d68937d.jpg?1633251179)
右のコンセントは5mmほど重なってしまいます。 そこでコンセントを少しずらす事にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/5e/003b0dedba570983261176e4034261a2.jpg?1633251182)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/5e/003b0dedba570983261176e4034261a2.jpg?1633251182)
コンセントを一度外し、右の壁を少し削りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/51/da174b910cc1ff84de87fbb14044fcee.jpg)
配管の接続はどうしても、配管の穴の中で接続になってしまうので、室内機の補助配管をこのように曲げておき、床で接続作業をしてから壁に掛ける施工となりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/2c/a30307d55130a02e3239b7bb2227757b.jpg?1633251183)
左の長押もぎりぎり、右もギリギリというところで配管を接続しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/d0/0bc38a3513d0b4435a56de4b3dbb0014.jpg?1633251184)
左の長押との隙間。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/78/f8942f87d3846837e017814f18406f92.jpg?1633251185)
右のコンセントとの隙間。ずらしてもギリギリです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f4/37b5af2f5c19696ee380da2a16a5ad1c.jpg?1633251186)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f4/37b5af2f5c19696ee380da2a16a5ad1c.jpg?1633251186)
完成の全体画像は取り忘れました。
この物件は全てこのパターンなので毎回神経をすり減らし、何回も脚立を乗り降りして寸法を確認して作業を行っています。
完成時の満足感は脚立の乗り降りによる筋肉痛と共にたかまります。
入居者の方が傍らで見学してましたが、驚いていました。
『うまくやるもんだねぇ~』
快感なお言葉でした。