栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

防災について電気屋で出来る事。

2019年03月20日 10時05分48秒 | 3.11思考回路
先日、防災について勉強してきました。

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、北海道の地震と私の中でも記憶に鮮明に覚えている地震が4回も発生しています。 

いつ起きても不思議ではない。30年以内に起こる可能性が80%と高い確率で起こると予想されている太平洋沿いの大地震。


その時にどうしたら良いのか? そしてどういう準備をしたら良いのか? 

考えていかなければなりません。


起こる事を恐れ、心配するのではありません。 

どういう事が起きるのか?それを考え準備をするという事です。


過去の震災でマスコミが報道している映像を見ると、自衛隊の活躍を目にします。



でも自衛隊や消防による救助はほんの少しなのです。これを公助と呼びます。

多くの人は自力で逃げたり、地域の人々により助けられているのです。 これを共助と呼びます。

例えば東京都において、救急車の台数は339台。 



もし東京で震災が起きたら、まず救急車の要請は無理だと思ってください。 

自力や地域の人と協力して震災と向き合わないといけません。 

今、各地で防災に関するスペシャリストを養成する機関があります。 

防災について正しい知識を学んでその方がリーダーとなり、震災に備えるのです。 


私もそんな役目になれたらと考えています。 

今回冷蔵庫を納品したお客様から冷蔵庫が倒れる事を心配して、転倒防止策をして欲しいと頼まれました。 

お客様から頼まれてやるのではなく、こちらから提案するべきだと思いました。 

作業としては壁と冷蔵庫をベルトで固定しました。



この時注意しないといけないのは、壁の材質です。 

石膏ボードなどの壁ではビスが固定できません。 きちんと骨材を探しビスを打たなければなりません。 

今回はコンクリートでした。 

ビスはこのままでは打てないので、コンクリートアンカーを埋込固定しました。



部材や工具が無いと出来ない場合が多くあります。 

こういう所でも、電気屋としての知識や道具が生かされます。

防災について専門家の先生の知識と実際の現場の取り付けや施工があって本来の防災につながります。

やる事、できる事はたくさんあります。

この街を守る為にまた一つの仕事が生まれました。 

まだ駆け出したばかりですが、邁進していきます。

栄電気のHP新しくなりました。
栄電気のHP



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。