栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

今年もカレンダーを配り切れない。 そして10年前のこのブログを再び転記しました。

2019年12月06日 19時38分39秒 | はじめての方へ
毎年同じブログを書いているのを過去ブログを見ていてわかりました。

そうカレンダーが配ることが出来ない!!! とね。

12月になると、カレンダー売り場では2000円くらいで売っているフィルム写真を使ったカレンダーと、数字だけのマス目のカレンダー。 栄電気のカレンダーは2種類用意してます。

でも、これがきちんと配れない。毎年の課題です。 

家電店のお客様って購買に波があります。 だって毎年テレビ買うワケないよね。 冷蔵庫毎年買い替えてくれる人はそう居ない。 

一回買えば10年くらい壊れないものね。 10年買い物無いけどお客様からすると、一式全部栄電気で買い物したという気持ちは残っているのです。

当時100万円近く買い物してくれたんだから毎年カレンダーを差し上げたい。

そして今年大物商品を購入してくれた方にも差し上げたい。 

差し上げるリストは顧客管理システムですぐ出てくるんだけど、持っていく時間が取れない。  

結局毎年のように、来店する方に手渡ししているのが現状です。 

申し分けないのが、亀戸からちょっと離れている方。 カレンダーもらいにわざわざ来店するのもね。 でも良いのですよ。来店したら喜んで差し上げます。
そんな課題を10年前から引きづってます。
来年は10月くらいに届けてもらい、対策を立てるとしよう!! 


そんな名簿を作って配らなかった為に起きた、カレンダー配りのエピソードを紹介します。 (毎年紹介しているけど)

これ以降。こちらのお客様へは忘れず、間違いなくお届けしています。

10年前のブログ記事を書き直しました。


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作業車にカレンダーを積んで、今年お世話になったお客様へ配っています。
恥ずかしい話しですが、きちんと管理していません。 普通はいくら以上購入したとか、過去の購入履歴を元に配るのが一般のようですが、ホント恥ずかしいでが、ばら撒くというのが現状です。近くに寄った時などの、たまたまという配り方をしています。 

そんな中、とあるマンションへ行った時、今年TVを購入されたお客様へカレンダーを持って行きました。このお客様、過去何回も来た事あるし、いろいろな商品も購入されているので、てっきり、毎年カレンダーは持って来ていると思っていました。 
『ピンポーン、栄電気です、カレンダーお持ちしました』
『ああ 嬉しい ウチにもとうとうカレンダーを貰えるようになったのね』
『アレ?今まで持って来ませんでした?』
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『いつも、クリニックの薬局で、オタクのカレンダー見て こんな素敵なカレンダー いったい、いくら位買えば、もらえる様になるのかねぇ と主人と話していたんですよ』

 この話しを聞いたとたん、私の涙腺は緩みはじめました。

ここの旦那さんは、今年の5月に亡くなった事を知っていたからです。

『ありがとう、主人から見えるところに飾っておきますね。』

こんなに喜んでくれた嬉しさと、今まで持って来れず、旦那さんに見せてあげられなかった悔しさで、涙がでました。

エレベータで降りる時、待っていた人が数人いて、涙目で恥ずかしく、非常階段で降りることにしました。
北風が吹き込む鉄の階段、12階から降りる頃には、身体は冷え切っていましたが、私の目頭は熱いままでした 。