しゃべるコレを復活させました

人形の中にセンサーが仕掛けられて、アチコチ触ると反応してしゃべるコレ。



名称はワカリマセンが、お客様が大事にされて、それこそお子さんのようにそばに置いています。

ところが最近ご機嫌がナナメという事で、反応が悪いそうです。　

『ほら手を握っても、遊ぼう！って言わないでしょ？』とお客様。　

尻尾を触ったら、『もっと触ってぇ！』ってしゃべりました。　

そのままにしておいたら、いきなり『１０時っ』て時計代わりしゃべるし、手や尻尾を触ると毎回違う反応をします。

どういう状態が正しいのかよく分かりませんが、左手だけは触ると何も反応しないので、この辺から調べる事にしました。

お尻を失礼すると電池ＢＯＸとコントローラーがありました。



どうやらここがメイン基板があって、各所にセンサーが仕込まれているようです。



指でセンサーを探り出しますが、指が届きません。　

仕方がありません、手術です。腕をメスで（いやカッターナイフ）で開いていきます。　

ありました。センサーにつながる線が切れていました。　



ここを接続、ハンダで固定しました。　

これで無事に元気を取り戻しました



私がココで、元気を取り戻した、と申しましたが、お客様も引き取る時に、『ああ、元気になってヨカッタ！』と喜んで頂きました。

電気屋ですけど、赤ひげ先生になった気分でした。　


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