エアコンの高さがギリギリなのでドレンを工夫しました

賃貸住宅でのエアコンの入れ替え工事のご依頼です。　

住民様も大家様も良く存じているお客様。　工事までの経過はちょっと変わっていて、

お盆休み中と言う事で、エアコンが壊れたけど大家さんはお出かけ。

住民様は、仕方が無く自腹でエアコンの購入手続きをしました。　

工事が終わった頃、大家さんが帰宅、事情を説明すると、大家さんの方で代金は払うという事になりました。

住民さん大喜び。　


そして、その工事ですが、ちょっと悩みました。　

既存のエアコンの配管の穴が高い位置にありました。クローゼットの上に室内機が設置してあり、
クローゼットの中を配管が左に配管されています。


（もう既存のエアコンは外した後ですけど）　

ここでの問題点は、右に配管を出して、クローゼットの裏をドレンと配管を左の室外まで出すと勾配がとれません。　
実際、今までも少し水漏れした形跡が壁に残っていました。
そこで、ドレンホースだけ左に出してすぐに屋外に出るようにしました。


クローゼットの裏にはスリムダクトが取り付けられており、スリムダクトの中心より上側にドレン用の穴を開けました。
これで壁外までは勾配が出来て排水は問題ないはずです。　


天井ギリギリになってしまいましたが、上手く収まりました。



配管を２か所の穴に通すという事は、ドレンの勾配処理が大切です。出口に向かって下り勾配にしなければ水は流れません。
設置当初は流れるかもしれませんが、数年経ってホコリなどで経路の流れが悪くなると、すぐ水漏れを起こします。　

当店では数年先の出来事も考慮してエアコン工事を行っております。　


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