「なにか、閉ざされた密室で、ミクロなものを造っているような感じが好きで、銅版画が好きである」
「銅版画には、私に欠如している、文学性、ドラマが詩えるような気がして、これからも出来るだけ数多く作りたい」
自身の版画制作に関する加山又造の言葉です。
文学性という言葉の意味をどう捉えるか?にもよると思いますが、私はやはり版画であっても、加山には文学性より絵画性を
求めるべきではないか?と思ってしまいます。
そして、加山の本画はお高くて買えないので、版画で!
というつもりでなく、加山の絵画性、美学は、案外版画作品によく表れているのではないかと本音のところで思っています。
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結局加山の本画をあまり評価していないということになってしまうのかしら。。。
よくご質問をいただき、そのたびに私も調べては忘れてしまうので、
銅版画の技法について、次回記させていただきますね。
追伸 キーボードの調子が悪く、新しい物に変えますので、少しお時間をいただきます。