つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

朝顔

2020年08月18日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日ご来店くださったお客様と朝顔について少しお話をさせていただきました。

朝顔といえば、切手にもなった琳派、鈴木其一の朝顔図屏風だろう!とか、

京都画壇ではどうだろう?土田麦僊とか福田平八郎の朝顔は?など楽しいお話になりました。



上の画像は、大分県立美術館さんの平八郎の朝顔です。この作品も六曲一双の屏風ですので、
先回の絵葉書の作品達と比べることはできまませんが、この構図、とても平八郎らしく
感動いたしますね。

朝顔は、遣唐使が持ち帰ったお花だそうですが、日本人には大変馴染みの深い、またとても日本らしいお花だと感じられ
また来年も皆さまと朝顔の絵についてお話出来たら良いなぁと思っています。
自粛生活を始めて、「来年も」と思えたのははじめてのような気がします。

それは、とても良い事だと思えます。





大分県立美術館さんは、ご所蔵の作品の検索システムが大変充実していて
特に大分出身の平八郎の作品が沢山楽しめます。よろしかったらご覧ください。









コメント
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