つれづれ

名古屋市内の画廊・佐橋美術店のブログ

貝殻

2016年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム

私の、一番小さなお友達の、橦木町のとうこさんがご両親さまとハワイにでかけられるというので、私へのお土産に貝殻を持って帰ってくださいとお願いをしました。

昨日、私はあいにく留守にしてしまいましたが、とうこさんはお父様といっしょに

お約束通り、貝殻を届けてくださいました。

小さな貝殻。

きっと今の私では拾わない、拾えない貝殻。老眼ばかりが理由ではありません。

3歳半の小さなてのひらで一生懸命に拾ってくださったのだと思います。

嬉しかった。とうこさん、ありがとうございます。

小さなお約束。

守ることの温かさを3歳半のお嬢さんに教えていただく私です。

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マリーローランサン。 大津絵の展覧会。

2016年02月16日 | おススメの展覧会、美術館訪問

日曜日に碧南市藤井達吉記念美術館さん と 半田市のかみや美術館さんに伺いました。

 

それぞれ 愛と色彩のシンフォニー マリー・ローランサン 3月6日(日曜日)まで

 常設展・日本の民芸 大津絵展 3月27日(日)まで  を開催されていらっしゃいます。

ローランサン展は マリー・ローランサン美術館所蔵の作品を紹介してくださる貴重な展覧会。

知っているつもりのローランサンを初期の作品から見ていくと、造形的な変化、色彩的変化を

敏感に感じることができ、また何よりも彼女の描く女性達の可愛らしさは「愛されたい」という

ローランサン自身のひた向きな想いから発するものではないだろうか?と考えることができました。

 

かみや美術館さんは昭和58年に個人コレクターでいらした神谷幸之氏が

蒐集された美術品を寄付されて設立された私立の美術館です。

 

村山槐多や長谷川利行、須田剋太、梅原龍三郎など近代日本洋画の佳品を中心に、特に北川民次作品の収集のレベルは

高く、大変楽しめます。

また大津絵のコレクションも素晴らしく、三年に一度この大津絵を一堂に展示してくださいます。

偶然ですが、私達は3年前と先日、ともに大津絵の展示に出会えました。何度見ても楽しい作品たち。

是非、皆様もお出かけくださいませ。

 

 

 

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