いよいよ新春記念展も今日が最後の一日となりました。
といっても、来週前半はこの展示を変えることはございませんので
ご都合のよろしいお客様は是非お立ち寄りくださいませ。
記念展の展示作品の中から、特に最近入手した作品を少しご紹介いたします。
藤井勉 6号 キャンバス・油彩 「旅立ち」
藤井先生から直接お作品を送って頂くようになって久しくなりました。
昨年12月「着物の少女を」というリクエストに応えて、
お描きくださった作品のうちのひとつです。
着物の華やかさと遠くを見つめる少女のお顔が美しく、自信をもって新春記念展で
ご紹介をさせていただいています。
藤井作品は代表的な少女の他、富士山などの風景、猫、椿、牡丹、桜、薔薇など
各テーマ、各サイズを常にご用意させて頂いています。
杉山寧 14×14cm 紙本・彩色 共箱 共シール 皜(コウ)
1957年文藝春秋1月号の表紙絵と全く同じ題材、構成の作品です。
ちょうど二年前の新春記念展で、杉山寧展を開かせて頂いたのを思いだします。
小さいながらにエネルギーに満ち、品の良い可愛らしさのある作品です。
岩橋英遠 紙・パステル 下田義寛シール 「遊雲」
英遠といえば「鶴」
その気品ある作風はこの「遊雲」にもきちんと感じられるように思います。
同じテーマで様々な雲が描かれたシリーズもの。
当店には現在四点の作品がありますので、少しづつ展示させて頂こうと思います。
空を見上げるよりも、もっと自由な雲が額のなかに遊んでいます。
※ 納品のため作品画像を削除させていただきました。