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「YPGがシリア・マンビジの検問所から撤退した」外務省

2018年07月20日 | 国際
7月19日 シリアのYPG(クルド人民防衛隊)が、北部シリア・マンビジ市周辺の検問所から撤退したと、7月19日、外務省のハミ・アクソイ報道官が発表しました。

 Hurriyet

PYD(民主連合党)とYPGが、パトロール・ルートの検問所から完全に撤退したことが確認されたと、アクソイ報道官は記者会見で言いました。しかし、米土の協定の究極の目標は、マンビジからYPGを完全に撤退させることにあると、アクソイ報道官は付け加えました。

「われわれは共同パトロールを行うために努力している」と、アクソイ報道官は言い、マンビジ協定の次の段階について言及しました。トルコ軍とアメリカ軍は、双方が合意に達した6月18日以来、べつべつにパトロールを行ってきました。両軍はこれまでに16回のパトロールを行ったそうです。

6月4日、トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相とアメリカのマイク・ポンペオ国務長官はワシントンで会談し、北部シリアに関するロードマップを発表しています。話し合いはYPGのマンビジ撤退と、この地域の安定が中心議題でした。アメリカはイスラム国(ISIL)との戦いでYPGを支援し、トルコはそれを長きにわたって憤慨していました。

トルコは、YPGはテロリスト組織クルド労働者党(PKK)のシリア支部であると主張しています。


トルコ警察がISILの殺された“戦争大臣”の妻を拘束

トルコ当局は、今月、イスタンブルで行われた対テロ作戦で、イスラム国(ISIL)の司令官だったアブー・オマル・アル・シシャニの妻を拘束したと、7月19日、警察が発表しました。

 Hurriyet

ISの“戦争大臣”で、イスラム国のリーダー、アブー・バクル・アル・バグダディの相談役でもあったジョージア人のシシャニは、2016年7月、イラクのモスルの南シルカトで活動中、殺害されました。7月4日夜、イスタンブル中で行われた同時手入れで拘束された5人の中に、彼の妻がいました。

彼女がシシャニの妻だったことは、審問が始まって数日後、彼女のパスポートが偽物だと判明してわかったと警察は言っています。彼女は7月17日、イスタンブルの裁判所で正式の逮捕され、投獄されました。彼女にはシシャニとの間に2人の息子がいますが、子供たちがどこにいるかはわからないと、警察は言っています。

1986年、ジョージアで生まれたシシャニは、かつてはコーカサスで、チェチェン軍とともにロシア軍と戦っていました。2006年、彼はグルジア軍に参加し、ロシアと2年間戦いました。2010年、彼は武器所持で逮捕され、刑務所に1年余いた後、2012年イスタンブルに移動、その後シリアへ行きました。

翌年、彼はISに参加し、バグダディに忠誠を誓いました。死ぬ前の彼は、アメリカが探していた最大のお尋ね者で、彼の情報には500万ドルがかかっていました。


「今年はインド人観光客がぐんと増えそう」駐トルコ・インド大使

トルコで企画されているインド・フェスティバルが、多くのインド人ツーリストをトルコに惹きつけるだろうと、サンジャイ・バッタチャリヤ駐トルコ・インド大使が言いました。

 Hurriyet

「われわれはトルコ観光に助力し、文化交流をひろげたいと願っている」と、バッタチャリヤ大使は、アナドル通信に語りました。「われわrはトルコで1週間のインド・フェスティバルを催すことを計画しています」と大使は言いました。「フェスティバルによってトルコを訪れるインド人と、インドを訪れるトルコ人が増えるでしょう」

インド大使はまた、インド人たちは南部のリゾート地アンタリヤと文化の都イスタンブルに興味を持ち始めていると語りました。「アンタリヤで結婚式をするインド人も出てきています」

「最近、わが国最大の製薬会社が、イスタンブル1週間のツアーに3500人を送りました。彼らはホテルに泊まり、ボスフォラスの岸辺を歩き、美しい眺めを楽しみました」とインド大使は言いました。

・・・人口爆発のインドは大きなマーケットですね。


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