嶋津隆文オフィシャルブログ

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渥美半島にも足を運び歌を残した柳原白蓮

2014年09月08日 | Weblog

10年前の除幕式(潮音寺HP)

9月です。NHKドラマ『花子とアン』の放映もあと一カ月、終盤戦に入りました。それにしても、まあまあ何とも盛り沢山のエピソードを積み込んだものでしょう。NHK朝の連ドラに「蓮子さま」=柳原白蓮の愛人劇や憲兵事件まで登場させたのにもびっくりです。

その「蓮子さま」が何とわが渥美半島にも訪れていたということを聞き、新たな観光資源として今日は紹介することとします。半島先端の福江町の曹洞宗の禅寺、潮音寺。ここがその舞台です。

「南無帰依佛まかせまつりし一筋の 心としらば救わせたまへ」

白蓮が戦後、平和運動、女性の地位向上に全国を行脚していたときに、この潮音寺に立ち寄り、この歌を残したといいます。

そして今からちょうど10年前の秋、すなわち平成16年11月6日に、この歌の碑が建てられました(写真左端)。「白蓮歌碑」の除幕式には地元の短歌の会・俳句会、そして東京から白蓮の娘、宮崎蕗苳さん(写真中央)らが参加しました。

それにしても白蓮の激しさはなかなかのもののようです。

「吾なくばわが世もあらじ人もあらじ まして身を焼く思いもあらじ」

こんな強烈な恋歌を歌い切る女の情念、生命力、自己チュウさには、とてもかないません。そう口走りつつ、ドラマを楽しんでいるこの半年です。

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