『中央線沿線物語~ゆかりの文化人を訪ねて』。
このテーマは私がここ1両年、取り組んでいるテーマです。立川、国立、国分寺といった界隈の作家、音楽家といった面々の、その家族や知人たちの「生」のエピソードを聞き、沿線文化と歴史を愉しもうとの試みです。作家では草野心平、山口瞳、嵐山光三郎、中上健次ら。音楽家では小澤征爾、山下洋輔、忌野清志郎、映画関係では高橋惠子、三浦友和・百恵ファミリー。
このテーマでの4月の立川市開講会は、コロナで定員100人に抑えたこともあり申込者はオーバー。その後の数回の連続講座も好評でした。他方『都政新報』という地域新聞の文化欄に、8月から10月までの20回ほどでの連載も始まりました。
なぜ人気があるのか、ちょっと考えてみました。1つは間違いなく「生」の有名人たちへの興味です。もう1つは、コロナで行動制限がされる中、近場の文化や人物へ向けれらる関心でしょう。しかし何よりも考えられるのは、増える高齢者の有り余る時間とエネルギーの、受け場になったと思うのです。その証拠に、会場での何と白髪の方々の多いことか(笑)。
しかしこの9月26日には、東大の本郷キャンパスで「都市工塾」の講演が開かれます。さすがにここには若い人たちが来るに違いありません。無料です。関心のおありの方は、どうぞご参加下さい。
① 日時 9月26 日(月)pm6:30~8:30
② 会場 東大工学部14号館141教室 ㊟Zoomの視聴も可能です。
③ テーマ 『中央線沿線物語~「学園都市構想」100 年の光と影』
④ 講師 嶋津隆文(FJK理事長) ㊟連絡先 nrc02943@nifty.com
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