嶋津隆文オフィシャルブログ

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加茂市、阿久根市、シーシェパード、そして国立市

2011年01月19日 | Weblog

写真:豪州の「シーシェパード」の海賊旗

国立駅の南口に住む友人からメールが届き、以下の新聞記事が添付されていました。「どこぞの市と同じく、法令無視の行為を行っている市長がいますよ」とのコメントも付けられていました。

記事は新潟県の加茂市での事件です。衣料品会社「しまむら」が売上面積の拡大を計画し、県に届け出を行ったのが2009年1月。ところが加茂市は突然7月になって売上面積の拡大禁止を盛り込んだ条例を制定。しかし「しまむら」は県の認可を得たことで新計画を実行。これに対し何と加茂市はこの会社を刑事告発したというのです。さすがに県警は冷静で、「条例に矛盾があり、罪に問うのは困難」と判断したとの内容でした。

まったく大学通りの国立マンション事件と同じなのです。業者が合法な建築確認を取った後で条例を改正し、それを根拠に業者に営業妨害を繰り返した前国立市長。1か月前に東京地裁が彼女に3213万円の支払えとの判決を出したのは当然でしょう。景観を守るという目的さえ正しければ、何をやっても許されるという傲慢無礼さが指弾されたのです。

今日の読売の夕刊に、「仮に目的がよくても民主主義のルール無視は独裁政治の始まり」と断じていました。いや国立市のことではなく阿久根市に関連した指摘です。が、そのまま国立市に当てはまるというものです。

そういえば海の向こうには、捕鯨憎しとばかりに、高速艇で日本船に体当たりするテロリストグループがいましたね。シーシェパードとかいうこの狼藉を、同様に法を無視する国立市の首長が非難するなど、まったく出来ないことでしょう。


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