Yuhiの読書日記+α

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ダークナイト

2011年09月02日 23時52分02秒 | 映画(た行)
映画『バットマン ビギンズ』の続編で、バットマンの最凶最悪の宿敵であるジョーカーの登場で混乱に陥ったゴッサムシティを守るべく、再びバットマンが死闘を繰り広げるアクション大作。監督はクリストファー・ノーラン、キャストはクリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、アーロン・エッカート、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン他。

<あらすじ>
悪のはびこるゴッサム・シティーを舞台に、ジム警部補(ゲイリー・オールドマン)やハービー・デント地方検事(アーロン・エッカート)の協力のもと、バットマン(クリスチャン・ベイル)は街で起こる犯罪撲滅の成果を上げつつあった。だが、ジョーカーと名乗る謎の犯罪者の台頭により、街は再び混乱と狂気に包まれていく。最強の敵を前に、バットマンはあらゆるハイテク技術を駆使しながら、信じるものすべてと戦わざるを得なくなっていく。(シネマトゥデイ)


映画公開当時から周囲の評判が良くて気になっていた作品です。それを今まで見ることがなかったのは、実はバットマンシリーズを一度も見たことがなかったからなんです。いくら評判が良いからと言っても、こんな中途半端な時から見ても、果たして面白いと思えるのか疑問でしたので・・・。
でも、見てみたら、そんなことは全然問題じゃなかった!確かにストーリー的によく分からないところ(例えば、ブルースとレイチェルの関係とか、ブルースを助ける部下達のこととか)はありましたが、そんなことも気にならなくなってくるくらい、ストーリーに引き込まれていきました。

この映画が好印象だったのは、ストーリーが単なる勧善懲悪ものではないことが大きいかと思います。善と悪との間で苦悩したり、思わぬ人が裏切ったり、普通のヒーローものだったら絶対に死なないだろう人が殺されてしまったりと、気軽に見ていたら、「えー!?」とびっくりするようなことが次々と起こります。

また、キャストも豪華ですごいですね~。ちょっとした役にも、こんな有名な人が出てる!とびっくりしてしまいます。
もちろん、演技の方も素晴らしいですよね。特にジョーカーを演じたヒース・レジャーの異様な迫力は、映画全体の空気をも左右していた気がします。
また、映画自体もスケールが大きく、アクションも斬新かつ迫力があって、とても見ごたえありました。

難を言えば、ラストがちょっとスッキリしないところ。ハッピーエンドは無理だとしても、もうちょっと救いが欲しかったかな~。とは言え、こういうダークな雰囲気こそが、普通のヒーローものとは一線を画しているとも言えるので、これはこれでアリかな。

これまで、バットマンシリーズを見てこなかったのは、アメコミのヒーローものがあまり好きではなかったからなんですが、こういうストーリー展開だったら、もし続編が制作されるのなら見てみたいな~と思います。