上砂理佳のうぐいす日記

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手術から1ヶ月★

2024-05-01 | うぐいすよもやま日記
写真は、親戚の男の子がパティシエとして経営している芦屋の洋菓子店「ディスティネーション」のケーキです。
美味しそうでしょ。
母が施設に入居する直前に持ってきてくれました。
焼き菓子も美味です。ケーキもいっぱい種類があります。
まだオープンして一年もたってないのに、評判は上々のようです。
お近くの方はぜひ!

4月1日に手術して、ちょうど1ヶ月が経ちました。
私は「大腸がん」でした。
ステージは3または4。
初期ではないけど末期でもないというところでしょうか。
来月から再発防止の抗がん剤治療を始めます。
「ゼロックス療法」という点滴ですが、最新で副作用が軽めの療法だそうなので、やってみることに。

最初は先生に「抗がん剤をやりたくないので、玄米菜食の食事療法でいこうと思う」と言ったのですが、「食事療法で癌が治るなら世界中の人がとっくにそうしてます。でも、そうじゃないでしょ。標準治療の抗がん剤は、現時点の最高の療法だから保険医療として国が認めているんです」と、アッサリ却下。
その後も食い下がりましたが、抗がん剤をやらずに食事療法だけで完治した!という例は、確かに「奇蹟」ぐらいの確率です。私が知り得る情報の限りでは。

「奇蹟に賭けるのも自由ですよ。でも僕は、食事療法はおすすめしません。それよりも食べたいものをバランス良く食べて体力をつけましょう。結局、普通に過ごすのが一番なんです」。
私は迷いに迷って「ではとりあえず一回目をやってみます」と答えました。

正直、これからどうなるか、自分でも未知数ですが、版画の仕事、絵描きの仕事、ぼちぼち復帰することにしました。
久しぶりに仕事場の椅子に座り、版画に触れました。
自分の居場所に、戻ってきた、という感じです。
先生の「普通の生活をしましょう」という言葉が、胸に残っています。
まだちょっとしんどい時は、横になったりしますが、「普通の日常」に戻ることにします★
コメント
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