上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

また僅差★

2020-11-02 | うぐいすよもやま日記
↑商店街のハロウィンディスプレイ、こんなのもありました!

大阪都構想住民投票は反対が過半数で否決が決まりました。
私は府民で大阪市民じゃないから投票権が無いけど、気持ちは残念。変化を望んでたから。
投票率が62.35%ということは、高いのか低いのか?
反対が50.6%、賛成49.4%って、前回の投票と全く同じ「僅差で否決」パターンです。
イギリスのEU離脱の時のゴタゴタを思い出しました。

NHKでも賛成派、反対派の討論会をやってましたが、相手を嘘つき呼ばわりするだけで、何ら実りはありませんでした。
維新と自民は根本から、わかりあおうとはしないのだから、無理な話です。

結局「都構想が実現したら何がどう良くなるのか」が最後までわかりづらかった。
松井さん吉村さんの解説は「抽象的」の範疇から出られなかったので、賛成の大きなうねりを産み出せなかったんです。
香港のデモみたいに、民衆の方から熱く突き上げてくるものがないと、改革は難しいということでしょうか。
それか、圧倒的なカリスマ首長が、有無を言わせず独断でやってしまうか。

ただ、都構想の再度住民投票をなぜコロナ禍の今、やろうとしたのか、タイミングの失敗も考えられます。
多くの人にとっては、景気が回復しないと「都構想どころではない」のでは。
市内に出ても閉店してる店が多く、先行き不安感が覆ってるように思います。
松井さんに橋下さん位のトーク力が無いので、都構想のプラスイメージを上乗せ出来ないまま、反対派の声の方がどんどん強くなりマスコミが加担するに至った。
傍らから見ていたら、そんなイメージでした。

ワールドトレードセンターみたいに、超立派な建物が余り活用されず閑古鳥が鳴いてると悲しくなります。
府と市の二重行政から来る無駄も、松井市長の解説と反対党の主張が食い違い、何が真実なのかわかりません。
ただ、大阪城周辺や天王寺公園のリニューアルなど、利用者的にはとても良くなった所もあります。
「都構想」という形を取らなくても、「大阪にとって良いことは実現できるはず」。
それが、大阪市民の意思表示なのかも。
ならば、その道を探るしかないですね。
そして市民も府民も、「自分が政治を作ってる」意識をもっと持ちたいもの。
そういう意味では、住民投票はやって良かった。無駄ではないのです★
コメント
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