上砂理佳のうぐいす日記

「夏への扉」展では暑い中、たくさんの方にお越しいただき誠にありがとうございました!★

2020年NHK杯★かな&大がデビューした

2020-11-29 | 20-21コンペとショー
大阪でNHK杯フィギュアスケートが開催されました。&
どうなることかと危惧していましたが、お客さんの席を減らして感染対策。海外選手が出ないのでプチ全日本状態ですが、選手の皆さん頑張ってくれました!

なんといっても。。。アイスダンスで村元哉中&高橋大輔組がデビューしたことが!
わたくし的大トピックス。いやNHK的にも「大輔激推し」でした。また練習中のお弁当の中身まで映しとるがな(笑)。
でも、アイスダンスが地上波でノーカットライブで放映されるのは、たぶん日本では史上初ではないか。
注目されるのはいいことです。私もこれまで「綺麗だよね~」ぐらいで気楽に見てましたが、がぜん村元&高橋組以外のカップルの演技を着目するように。つまり、技術的にどうなのか、熱心に観てしまいました。
1位の小松原&コレト組は、結成5年の夫婦カップルで、昨年からさらに上手くなった印象。ポッと出の大輔さんたちに負けじと、すごい気迫を感じました。正直、今の全日本代表である彼らと大輔さんたちでどれだけ点差があるのか、それを知ることが重要でした。点差がわかれば、今どれぐらいのレベルにいるのか解りますもんね。

RD(リズムダンス)のポップで速いナンバー、きちんとステップも踏めてました。黄色いパンツの大輔さんは斬新でしたが(トランコフを思い出す)なんとか大きなミスなく。リフトも大丈夫でした。
フリーは「ラ・バヤデール」バレエで有名な曲ですね。ソロルとニキヤの物語でいいのかな。
「ザ・クラシックバレエ」という感じで、優美でオーソドックス。ポージングが美しいですね。たぶん来季の五輪シーズンもこれを滑り、2年かかって完成と見ました。今季はもう、大輔さんたちが出られるクラスの国際大会がほぼ絶望的なので、長期計画なのでしょう。
思いのほか似合ってて、かなちゃんも美しい。大ちゃんはシングルのときこういう曲では滑ってないので、新鮮でよかった。というか、王子様役も意外と出来るというか、女性と組むとちゃんと「頼れる男性」化してて面白かった(笑)。
こんなピラピラした衣装、何年ぶりですか~。34歳ですよ~(笑)。いいのよ。何歳で何着てもいいの。
ツイズルでミスが出るのは、なんか予想の範囲内でした。アイスダンスで一番難しいのは(わたし的には)「二人揃ってツイズル」。ここで息を呑んでしまうのです。成功して!
バランスを崩して両手をついてしまいましたが、転倒まではいかなかった。大輔さん、ところどころエッジがひっかかってるように思えましたが。スケート靴も、シングルとダンスでは違うので、慣れるのに大変でしょうね。

正直、シングルを見守るよりずっと緊張した(笑)。
シングルではジャンプ部分だけ緊張したらいいけど、アイスダンスは全部緊張するのだとわかりました(^^;)。
リフトで落とさないか。。。パートナーと足がもつれないか。。。スピンで止まらないか。。。
過保護なまでに心配ばかり。
正直、プログラムがどうこう言うより、決められた技術を正確にこなすのにいっぱいいっぱいという感じがしました。かなり慎重に滑っているというか。二人で作る空間がまだまだ小さいというか。
でも、これも慣れていけば大丈夫なのかな。パートナーの村元選手が頼りがいがあるので大丈夫。
かなちゃん大ちゃん、おめでとう。スタートできましたね!

つくづく「カップル競技は“二人でひとつ”」なのだとわかりました。一人で滑ってるのとは別競技なのね。
大ちゃんたちはまだまだ「ひとつ」には遠いけど、「目指せキングカズ」らしいので、先は長い。これから進化だ!
12月末にも全日本選手権があるので、どうか他選手ともに怪我なくまた熱い戦いを見せて欲しいです★
コメント
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