上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

創造と葛藤

2007-09-13 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
「闇をうごめくホタルイカ」から、「さすらう若者の再生」へと進化を遂げ(そう定義してんのは私だけだが)、オープン戦日米対抗の詳細も決まり、いよいよと!シーズンイン!って感じがしてきました。
そーか。「パナップ」買わなきゃですね。キットカットもね^^
                  ★
DOIのパンフレットで、すぐりんと大ちゃんの二人だけ、新EXに関するインタビュー、今季の抱負などが詳しく載っていましたが、なかなか核心をついた良い記事でしたよね。
二人とも決して「ジャンパー」ではなく芸術家タイプなので、新しい創造への葛藤とか期待とか、それに伴ってどう技術を上げていくべきか、とか。
多分、「○○○○な曲でこう滑ったらお客さんにウケる」…という事はもう、大ちゃんも百も承知なんだろけど、敢えて今、一度やってみたかった「ワケワカメな不思議系」プロを滑る。
これは私の妄想に過ぎませんが、大ちゃん、ちょっと「表現者としての」フラストレーションが溜まっているのかな?とも思いました。
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万人にウケるエンターティメントな作品ばかりやっていると、段々、同じパターンの繰り返しになってきて、自分が本当は何をやりたいのか?何が自分の個性なのか?解らなくなってくる。
もっと言えば、何の為に自分はこれをやっているのか、自分の存在意義までわからなくなってしまう。
そういう時は周りの思惑を気にせず「エイヤッ!」と、思い切ってやりたいことやってみた方がいいんですが、現役続行しながらメダルも狙いながら、尚且つ自分の創造的欲求を満たすのは、なかなかにこれ、大変やなあ、と。
でも、あえてやってみた。
今の時点でこれを滑ることが、好評不評に関わらず、次へのステップになるのかもしれへんな~と思いました。
バチェラレットを踊る大ちゃんには、「創造への挑戦」が見えたから。
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今はまだちょっと、「こういうイメージ」に技術が追いついてない、というか、感覚と技術が完璧に噛み合ってないように思えるんやけど、どうだしょう(あ、偉そう)。
この新プロは苦手ムーブメント克服の為の「みやけん流シゴキプロ」でもあるらしい(笑)ので、少しずつ自分で改良しながら理想の形へと近づけていってるのかもしれないですよね。大ちゃん的には「M」プロなのかもしれないけど(笑)。そういう事を妄想するのも楽しいな。
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「バチェラレット」を巡る旅は「芸術探求の旅」として、私にインスピレーションを与えてくれましたが、もしかしたら、演技を見た人の感想の手紙なんかも、逆に大ちゃんに影響を与えてるのかもしれないですね。「逆インスパイア」ね。コール&レスポンスでもあるな。そう思ったら、せっせと懸命に書かねば(笑)。
アイスショーで滑る大ちゃんを見ていたら、やっぱりこの人はトコトン真面目なんだろな~と思いました。「真面目に狂う」とでも言うのですか。「セクシー」をやってても、「真面目にセクシー」。
そんな不器用さが面白く、やはり「芸術の人」として目が離せない私なのでした。
ちゃんちゃん★
コメント (3)
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