サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ラウタロ・マルティネス

2020-10-26 08:44:21 | 日記

インテルのラウタロがセリエA第5節のジェノア戦で、途中交代に文句付けてベンチを殴りつける愚行を犯したと注目を集めた。こんなくだらないことで注目を集めるのもみっともない。

 

ラウタロは今年23才のアルゼンチン人である。ラシンから2018年7月にインテルに5年契約で移籍。1年目はイカルデイがいたために出番は少なかったが、2年目の昨季は活躍し始めた。今季はここまで先発3試合を含めて4試合出場で3ゴール。まあまあである。

 

チーム内のゴールは、ルカクが4点、そしてラウタロが3点。この二人がFWの両輪であろう。途中交代にぶち切れたジェノア戦は2-0でインテルが勝利。ラウタロはゴールなし。前半40分にイエローをもらい、そのためもあったのか後半27分にダンブロージオに交代させられて、ぶち切れた。

 

ラウタロって身長は174cmと低いけれど、メッシのような純粋な白人ではなく、混血なのだろうか色黒で精悍な顔つきで胸付きもいいので大きく見える。アルゼンチン人選手はこういうタイプの選手が多い。例えばアグエロ、イグアイン、オタメンデイ、マラドーナ。すらっとして華奢なんて選手はあまりいない。

 

ラウタロのプレーを見ると、どこからともなく足がすっと出て来る。グランダーのクロスに最大限で足を伸ばしても、日本人だったら絶対に届かないような足がすっと出てきてボールに合わせてゴールなんてシーンが多い。身長174cmでどうしてあそこまで足が出てくるのか不思議だ。

 

途中交代でいちいちブチ切れていたら、キリがないだろう。


オルンガとクリスティアーノ

2020-10-25 08:58:12 | 日記

昨日のJ1第24節のガンバ大阪対柏の試合は、オルンガとクリスティアーノという柏という両エースの違いがよく出ていた。オルンガはJ1得点王をぶっちぎりで独走。王様のポジションにいるという利点はあるが、スピード、身体能力、フィジカル、打点の高さ、IQ, などなどどれをとってもピカイチ。ヨーロッパでも活躍できるかどうかは未知数だが、J1のFWの中ではベストである。

 

一方、クリスティーアノはもう33才だが、2015年以降の柏のエースとして君臨。1トップでもウイングでもよし、シュートは正確、この男にボールを持たせておけば何とかしてくれるというタイプの選手である。

 

しかし今季は第20節以降から出てきたが、それまでは怪我の影響で出場なし。ここまで5試合に出場してゴールなし。柏の不振の原因の一つだろう。気になったのは去年くらいまでならば、確実に決めていたようなシュートを昨日はしっかりと枠外に飛ばしていたこと。その直後には苦笑い。ブラジル人ならば苦笑いではなくて、もっと悔しがらんかい。

 

今季のような不調ではクリスティアーノとの契約延長はないだろう。2015年12月の天皇杯QFで直接FKだけでのハットトリックという偉業を成したげたこともあるが、そろそろ引退という時期なのだろうか。

 

2012/2013にはレッドブル・ザルツブルクにいたこともあったなんて、覚えている人は少ないことでしょう。


久保建英と鬼滅の刃

2020-10-24 08:49:25 | 日記

ELで公式戦初ゴールをあげて毎日取り上げられる久保建英と劇場版映画が絶好調スタートの鬼滅の刃。このふたつに共通点がある。それはメデイアは他にニュースがないのだ。いや、あるんだろうがこの2件を書いていればそれでいいという現象である。

 

そもそも久保はビリャレアルでは初先発で、しかもカップ戦だった。要するに現在の立ち位置はカップ戦要員である。ここからリーグ戦でも先発に入れるかどうかは分からないし、まだ難しいだろう。やっとスタートラインに立っただけである。それなのにスポーツメデイアはスペインの媒体からの翻訳だけで、さも久保が大活躍しているかのような雰囲気を醸し出している。

 

仮にビリャレアルで主力として活躍できたとしても、所詮ビリャレアルという中堅以下のクラブである。今季のレンタルが終わってもレアルマドリードに戻ることはないだろう。他のクラブへのレンタルが続くだけ。それがビリャレアルかも知れないし、他のクラブかも知れない。

 

さて大人気の鬼滅の刃であるが、初見の友人、知人といっしょに映画を見に行った人がいるようだ。初見で何の予備知識もなく、鬼滅の刃を見て面白いのだろうか。せめてアニメをすべてみてから行くべきだろう。このアニメは第1話、2話あたりまでは、展開の遅い退屈なストーリーだと感じたが、徐々に面白くなっていった。

 

初見で鬼滅の刃の映画を見るのはやめてほしい。


ビリャレアルと久保の初ゴール

2020-10-23 08:34:59 | 日記

久保がELの初戦で先発起用されてやっと公式戦初ゴールを決めた。チュクウェゼのシュートをGKがはじいたところを押してこんだだけのごっつぁんゴールだったが、ゴールはゴール。2アシストもあり、1G2Aと活躍。しかし試合は5-3という大味な展開だったので、このくらいはできて当たり前かなという感じだ。

 

この試合でバッカは2ゴールしたが、このチームにバッカがいるとは知らなかった。2017年8月からレンタルで所属とあるので、筆者が知らなかっただけなのか。2018年からは4年契約で完全移籍とあるので、契約はまだ今季も含めて2シーズンある。今年34才のベテランになったので、あと2シーズンを全うして引退するのか、2部に流れていくのか。

 

バッカは2015~2017の2シーズンの間にACミランで本田といっしょだった。2018年ロシアWCのコロンビア戦では、バッカが途中出場してくる瞬間に本田と挨拶していた。懐かしいなあ、バッカ君。すぐにキレる瞬間湯沸かし器のような男である。

 

さてビリャレアルの右サイドの久保のライバル、チュクウェゼは本当にいい選手である。スピード、フィジカル、ドリブル、動きのキレ、身体能力などなど、どれをとってもこのチームにいるべからず逸材。残念ながら久保では線が細すぎて勝負にならない。エメリが久保ではなく、チュクウェゼを選ぶのは納得がいく。


エジルはなぜ干されるのか

2020-10-22 16:57:30 | 日記

アーセナルのエジルが干されてもう長い。エメリの最後のシーズン、そして監督が代わってもまだほされていて、EPLもELから登録をはずされて、来年2月の冬の移籍市場が開くまで動けない。しかしエジル本人は2021年6月の契約終了までアーセナルを全うするつもりのようだから、これはもう意地だろう。

 

何がいけないのか。監督の戦術と合わないとか態度が悪いとか言われているが、そんな単純な問題ではなく、イスラム教徒で、2019年の結婚式にトルコのエルドアン大統領が参列したりと、フットボール以外で目立ちすぎるのが原因だと思う。

 

そのような批判をもろともせずに、スーパーな活躍、例えばCR7とかズラタンのようなベテランでもスーパーな活躍ができる選手であれば誰も文句は言わないが、エジルはそこまでの選手でもない。2010-2013のレアルマドリード時代はなかなかいい選手だったし、2014年のブラジルWCでも活躍した。

 

しかし2018年のロシアWCでドイツ敗退の戦犯のように扱われてからおかしくなり始めた。そして2019年の結婚式である。自分から批判を呼び込んでいるようにも見える。日本でいう大炎上である。

 

エジルはまだ32才だし、アーセナルからはまだまだ高額年俸をもらえる。ここは割り切ってアーセナルとの契約終了まで我慢して、その後に神戸にでも来ればいい。エジルとイニエスタがいっしょにプレーすればかなり注目を集めることでしょう。そのころまでイニエスタが現役でいるかどうかは分からないけど。