サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

中島、堂安の落選

2018-05-18 20:43:14 | 日記
ガーナ戦の27名が発表された。このメンバーから23名を選ぶとしているので追加招集の可能性がある久保を除けばこの27名から漏れた選手はワールドカップメンバーから外れたということになる。


フォーメーションがどうなるか、スペシャリストではなくポリバレントな選手を選ぶという監督の好みもある。しかしそんなことよりも直近のプレーが好調な旬な選手を見たかった。それは中島翔哉と堂安である。


この二人がメンバーに選ばれたとしてもスタメンで出られるとは思えないが、試合の展開を変えられる可能性を持つ選手である。ワールドカップは3試合の短期決戦なんだからフォーメーションがどうだこうだではなく、イキのいい選手を選ぶべき。


今日発表された選手の中で今年になってからほとんど試合にでていない選手は、香川、岡崎、井手口、浅野である。岡崎はコンデイションが戻ればなんとかやってくれると思う。4年前にコロンビアからゴールしている。しかし他の3人はどうなんだろうねえ。


香川なんて2015年1月のアジアカップで見たときはパスミスばかりでほとんど活躍できなかった。UAE戦では香川がPKはずして負けた。あの頃からほとんど変わっていないのではないだろうか。


ドルトムントではオーバーメヤン、ロイス、プリシッチ、デンべレなどスーパーな選手に囲まれてプレーしていたのでそれなりにゴールもアシストもできた。しかし代表ではそういうレベルの選手はいない。香川なんてスタメンで起用すれば4年前と同様に何もできないように思う。


賞味期限が過ぎた選手ではなく旬な選手が見たかった。相手は全部格上なんだからあたって砕けろでいいと思うのだが。

ACL 上海上港v鹿島 セカンドレッグ

2018-05-17 08:29:47 | 日記
ACLの鹿島の第2戦があるのでストリーミングで見ようと計画していたが、アニメを見ていたらすっかり忘れてしまった。今朝結果を知り、改めてACLの注目度の低さを痛感。せっかくベスト8に進出したのにメデイアの取り上げ方があまりにも少ない。


さて第2戦で2-0とかで逆転負けすると予想したが、鹿島は健闘してベスト8に残ったのは立派。上海上港は昨季に続いてJクラブに敗退。試合のハイライトをみた思ったのは昌子の不安定な守備である。


上海上港の1点目は昌子のクリアミスをフッキに押し込まれたもの。2点目も昌子のハンドを取られてPK.つまり2点とも昌子のミスである。PKは不運なこともあるが、クリアミスをかっさらわれての失点などCB失格である。


代表でハリルの戦術をメデイアに批判するなど口は達者だが、プレーは不安定である。どうみても代表のスタメンを任せられるような選手ではない。

柴崎と森岡

2018-05-15 18:13:32 | 日記
ワールドカップの最終メンバー23人に誰が選ばれるのか興味津々だが、同じポジションと考えた場合の柴崎と森岡を比較してみたい。


柴崎は怪我から復帰したものの徐々に出番を失い、最近はベンチ要員になり途中出場もない。調子がいいのかどうかも分からない。5月6日の36節はフル出場したけど。今季のゴールは例のバルサ戦のスーパーゴールだけ。ヘタフェの戦術と合わないのかこのままでは来季もスタメンに定着できるかどうかも怪しい。


森岡はRSCアンデルレヒトに移籍してからもほぼスタメンに定着して、今季のトータルゴールは13だか14だか。アシストも多くチーム内でのMVP級の大活躍である。


さてここでよく言われる質問が出てくる。いくらベルギーで活躍しても世界で最もレベルの高いラ・ラーガにいる柴崎のほうが実力が上ではないかということだ。それに柴崎はCWCでのレアルマドリード相手の2ゴール、バルサ相手の1ゴールと世界最高の相手からゴールを奪っているので、ベルギーにいる森岡とは比較にならないのではないか。などなど。


仮に森岡がヘタフェのようなクラブにいてもゴールを量産できるとは思えないが、クラブの戦術、そのクラブでのポジションが違えば同じ選手でも活躍度合いが違ってくる。


いい例が清武である。ニュルンベルクやハノーファーで中盤の王様のようなポジションを与えられてそれなりに活躍できた。しかしセビージャではポジションも取れなかった。しかしセビージャで清武が得意なポジションが取れていれば活躍できていたかも知れない。


サッカー選手の活躍度合いなんて方程式はない。森岡はベルギーで輝いているし、柴崎は試合にもほぼ出ていない。それだけのことだろう。この二人が代表でポジション争いをするとすればどちらが戦術にフィットするかということだけだと思う。

ワールドカップ予備登録メンバー

2018-05-14 13:24:06 | 日記
今日ワールドカップ予備登録メンバーが決まる。35人なのでいわゆるラージリストというやつだ。韓国は28人と7人の予備メンバーを発表した。この段階で呼びメンバーであれば23人に入るのは難しい。


日本の場合はどのような形で35人を発表するのか分からないが、35人からまだ23人に絞られてその中からスタメンは11人。当たり前だがワールドカップに出るのは大変だし、そこで活躍して試合に勝つのも大変である。


さて西野監督は視察に行った際に練習もみられなかった香川の状態を厳しいと表現した。この監督がどこまで本音をメデイアに話すのか分からないが、3か月も試合にでていなくてやっと練習に復帰しているような選手は厳しいと表現して当然だろう。


ブンデス最終節に後半途中からプレーしたが、ラージリストに含まれても合宿と30日のガーナ戦までに復調していることをアピールできなければ最終メンバーに残れる可能性は低いだろう。


香川が最終メンバーに残れる可能性は50%もないとみた。

本田のAリーグ入り

2018-05-12 09:10:41 | 日記
サッカーダイジェストにAリーグが本田獲得を狙っていると出ているが、この記事は明らかなミスがある。細かいことだがこのような知ったかぶりの記事を読むと残念でならない。


①本田獲得の出どころ
現地紙の記事によるとという話が多いが、ダイジェストはNewcastle Heraldという全国紙の記事を紹介している。しかしNewcastle Heraldは全国紙ではありません。多分この新聞にでていた記事が他の全国紙からの転載だったのかも知れない。オーストラリアの場合は全国紙は1紙だけで他は各州にある地方紙だけ。ましてNewcastle Heraldなんて田舎新聞は町のタウン誌のようなもの。


②CWCにおけるAリーグ勢の説明として「クラブワールドカップのオセアニア代表は過去11大会のうちAリーグ勢が10大会を占めているのだ」とダイジェストは説明している。これはサッカーの知識を商売とするメデイアとしては致命的なミスである。CWCに頻繁に出場しているオークランドシテイはアマチュアのチームであり、Aリーグには所属していない。


過去5年にデルピエロ、ヘスキー、小野がマルキープレーヤーとしてAリーグにいたが、本田が要求するような高額年俸を払えるクラブがあるとは思えない。本田はパチューカで4億円以上をもらっていたはずだが、小野はウエスタンシドニー・ワンダラーズで年俸50万ドル(4000万円程度)だった。


いくら本田でマーケティング効果があるとはいえ、限度があるだろう。それにヨーロッパ以外ならば本田はMLSに行くだろう。年俸も期待できるだろうし、本田のビジネスにも合致する。


いくらネタに困っているとはいえ、ダイジェストはもっとましな記事を書いて欲しい。