goo blog サービス終了のお知らせ 

サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

セリエA 第9節 ナポリvインテル

2017-10-22 16:46:25 | 日記
前節のミラノダービーを制して好調のインテルは首位のナポリとの一戦。長友さんは長友の法則とやらで3試合連続先発。このところのインテルの試合を観ているが、長友は守備は堅実だが、攻撃参加はいまいちで積極性がない。クロスを上げる回数も右SBよりは少ないし、上げたとしても精度が低い。監督さんは左SBは堅実な守備を重視しているのだろう。

さてナポリはこの試合勝ち切れずに0-0ドローだったが、ラインを高く保ち前線からハイプレス、選手の距離が短くパスを回してスルーパスで相手を崩していく。実に美しいサッカーである。これでもっとゴールできればいうことないが、それでも首位なんだからこの試合を含めて得点26、失点5で、1試合平均3ゴール、失点は0・5という圧倒的な強さ。

こういうスタイルのサッカーならばスーパーな選手がいなくても強い。スロバキア代表のハムシックの鶏冠も面白い。FWのイタリア代表の
ロレンツォ・インシーニェはレスターのマフレズに似ている。最初見た時にマフレズがナポリに移籍したのかと思った。

あれだけ前線に人数かけてハイプレスして、ボールを奪われてもカウンターをあまり食らわない。しかもDFラインは極端に高い。カウンターのパスコースをCBがドンピシャで止めている。

ナポリのようなサッカーができれば日本代表もさぞかし強くなることでしょう。そのためにはほとんどの選手がトラップをミスせず、1対1に強く、スピードもあり、中盤での空中戦にも強い。しかもパスはいつも正確。そういう選手が必要です。

世界の熱狂的なダービー

2017-10-21 12:31:53 | 日記
「ミラー」が世界の熱狂的なダービーマッチを選んで、そのトップにボッカvリーベルを選んだ。サッカーの試合とはとても思えない雰囲気を一度味わってみたいものだ。さて日本にも大阪ダービー、静岡ダービー、川崎クラシコなとネーミングをしたいだけのマッチもあるが、筆者の好きなマッチは金町ダービーである。

柏vFC東京のマッチをどうして金町ダービーと呼ぶのか不思議でしかたがなかったが、調べてみると柏のサポーターが「金町はもらった」と横断幕を掲げたのが発端。この金町がどこにあるのか、そしてその重要性をよく知らないが面白いネーミングである。

さてAリーグのダービーといえばシドニーダービーである。ウエスタン・シドニー・ワンダラーズとシドニーFCのマッチだが、ワンダラーズのウルトラスは行儀が悪いのでダービーになると毎度乱闘騒ぎを起こす。そのためスタジアムの周囲は警察が厳重に固めて警察に余計な仕事を増やしている。

そもそも熱狂的なダービーマッチの背景には、サポの経済格差、人種対立、宗教的対立などがある。Jリーグのダービーなどそのクラブが好きかどうかの違いだけだろうから、かわいいものだ。シドニーの場合は、多少の人種対立がある。NSW州リーグにはクロアチア系とセルビア系のクラブがあって、観客が数百人程度なのにサポの乱闘が起きたりする。

ワンダラーズの場合もサポがアングロサクソンではない人種が多い。これはシドニー西部をホームタウンにしているからだ。この地域は中東系などの移民が多く、ワンダラーズのの試合を見に行くと髪の毛が黒い人が多い。この辺は日本とはかなり事情が違う。

E-1選手権

2017-10-20 21:45:51 | 日記
東アジア選手権だった大会がいつのまにかE-1選手権に名前が変わった。どうもしっくりこない名前だ。

さて、11月のヨーロッパ遠征は海外組主体で組み、その後はメンバーを固定して3月に国内で親善試合をする。その時点では新しい選手は呼ばないだろうから、国内組の選手は12月のE-1が最後のアピールの場となる。これは本当だろうか。

先日のNZ,ハイチ戦で控えだった選手中心で失敗したので、これから新しい選手を呼んだとしてもせいぜい1,2のポジションのバックアッパーという役割だろう。そう考えれば新しい選手を呼ぶつもりはさほどないだろう。呼ぶのであればとっくに呼んでいたはず。

ACLで浦和の槙野がちゃんと守備をしていたので、左SBのバックアッパーは槙野で決まりでしょう。この前呼ばれた川崎の車屋は11月に呼ばれれば残れる可能性が出てくる。他に国内組で呼んで欲しい選手としては、柏の伊東と大谷くらいだろうか。右ウイングは浅野は下手だし、久保も賞味期限が切れたような感じだ。ぜひ伊東を試して欲しい。

海外組でも呼んで欲しいのは中島翔也だが、左ウイングは乾、原口といるのでだめか。中島はいつも左でプレーしているが右でもできると思うのだが、乾と似たようなタイプだからだめか。乾よりは中島のほうがシュートはうまいと思う。

E-1選手権は最後のアピールなどと煽るが、ここまで一切呼ばれていない選手がここから大ブレークするとはとても思えない。井手口だって代表では目立っているがガンバは弱いからね。

AFC U-19女子 日本vオーストラリア

2017-10-19 23:54:04 | 日記
メデイアにはまったく出てこない大会だが、今日は第2戦のオーストラリア戦だった。試合は前半早々にDFからGKへのバックパスが短くて、それを奪われて失点。見たくない類の間抜けなミスだった。前半はピンチはなかったがチャンスもさほどなく、そのまま0-1。

後半になると日本はボールが回り始め、相手の足が止まりだし終わってみれば5-1で圧勝。オーストラリアとはレベルが違いすぎた。オージー選手はさほど身長もなく、きゃしゃな選手が多い。最初、これはU-19ではなくU-17のチームかと勘違いするほどだった。フィジカルも大したこともなく、女子サッカーでは最近オーストラリアが強いが、ユースではさほど強くないのかも知れない。

日本はボランチの長野の機転のきくプレーが目立ったが、FWの植木選手はすごかった。5点のうち4点に絡む大活躍で、サイドから裏を取りそのままえぐり、真ん中にちょこんとパスを出して他の選手にシュートさせるという素晴らしいプレー。自分の得点は少ないが、周囲の選手を使うタイプ。この植木選手がいるかどうかでこのチームの攻撃力が全然違う。

第3戦は韓国だが、韓国はオーストラリアに2-0で負けているので多分簡単に勝てることでしょう。他の組は北朝鮮が1位抜けだろうから、SFは北朝鮮と当たらず多分決勝で会うことになる。アジアの女子のユース年代はいつも日本と北朝鮮の争いになる。

ACL 浦和v上海上港

2017-10-18 23:25:20 | 日記
ACL SFの第2戦は浦和が虎の子の1点を守って1-0で逃げ切って決勝に進出を決めた。試合をストリーミングで見たが、質が悪くてよく止まる。画像も悪い。

試合内容は圧倒的に上海がボールを支配して浦和が耐え忍ぶという情けないものだったが、それでも勝ったのは立派。上海はフッキとオスカルの二人で攻撃しているようなもので、この二人さえ押さえておけば大丈夫だった。

浦和はDFラインでクリアしたボールをキープできずに、すぐに相手に渡してしまう。これをもっと丁寧につないでいければチャンスは作れたはず。まあそれでもフッキのようなスーパーなFWがいなくても勝てるんだから勝てば官軍。

浦和の決勝進出は10年ぶり。あのときはポンテ、ワシントンがいて、1次リーグでシドニーFCと一緒の組で、筆者はシドニーでの試合を見に行ったことを覚えている。あれから10年かあ。

決勝はアルヒラルという強敵だが、アウエーでドローできれば勝機はあるはず。10年ぶりの優勝までもう少し。しかしこれだけやれるのにどうしてリーグ戦では弱いのか。