ロメル・ルカク

昨日アップされたルカクのインタビューの中で、ルカクは自分がスケープゴートにされたとコメントしている。これはギャリー・ネビルのルカクはオーバーウエイトでプロ選手として許されないものだという批判のことを意味している。


マンUのOBっていろいろ口出す人が多い。ファーガソン時代の栄光に貢献したギャリー・ネビル、ポール・スコールズ、ライアン・ギグスといったOBには自分が言わなければ誰が言うのかという気持ちが強いのだろう。大金使って補強しても一向に強くなれないクラブへの不満もあるだろう。


さてルカクである。２０１７/２０１９の２シーズンの公式戦で96試合42得点13アシストという成績を残したのだから立派だと思うが、ゴールはいつも格下からでビッグ６相手だと役に立たないという批判が多かった。しかしこれがルカクだけの責任ではないだろうし、これだけの成績にもかかわらずルカクが放出されたのはスールシャールと折り合いが悪かったということだ。


だいたいマンUの現役時代はほとんどがベンチスタートだったスールシャールがまだマンUの監督であることが不思議でならない。今季の選手層だけみれば優勝できる可能性があるはずだし、それでも優勝候補にあがらないのは監督に問題があるからだろう。


さてルカクは昔からコンテから評価されていて、コンテが監督をしていたユーべ、チェルシーでは獲得されなかったがやっとインテルでいっしょに仕事をすることになったわけだ。そしてここまでのリーグ戦２試合で２ゴールとまずまずのプレーをしている。


１９０ｃｍ、１００ｋｇだからオーバーウエイトとみられがちだが、My body is in the zoneとルカクは言っているので１００ｋｇあっても走れるのだろう。それでもこの１００ｋｇという数字はクラブのメデイカルが決めているものだから、油断するとすぐに増えるのだろう。