アジア2次予選もやっと再開するが、中国代表をフォーカスしてみよう。中国がWCに出場したのは2002年のみ。この時のアジア3次予選は日韓が予選免除だったこともあったし、中国の組がUAE,ウズベキスタン、カタール、オマーンという楽な組み分けとなり、中国は首位で通過。しかし本大会は3戦3敗だった。この時の監督は懐かしいミルチノビッチ。
2002年以降は、2006年は2次予選敗退。2010年は3次予選のグループ最下位。2014年は3次予選のグループ3位で敗退。2018年は3次予選のグループ5位で敗退。まさに箸にも棒にも掛からぬ状態である。
さて2022年大会の2次予選はと言えば、あまり状態はよくない。2次予選は8組に分かれて首位の8チームと2位の上位4チームの合計12チームが3次予選に進める。中国は現在A組の2位である。まだ半分しか消化していないのでまだまだこれからだろうが、1位のシリアと勝ち点で8ポイントも離されている。
ここから首位まで巻き返すのはかなりしんどいだろうから、現実的には2位通過となるだろう。それもかなり頑張らなければ難しい。下手を打つと2次予選敗退なんてこともあり得る。仮に3次予選まで進めたとしても3次予選を突破してWC出場となるのはまあ無理でしょう。
中国は国内リーグのクラブが外国人選手と監督には巨額の資金を投入してきたが、それが自国の選手、代表チームのレベルアップにまったく貢献できていない。やはり多くの選手がヨーロッパなどでプレーするようにならなければ代表チームは強くならない。
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