監督を交代しても2連敗と効果が見えないガンバ大阪である。前節のFC東京戦を見たが点が取れない原因がよく分かった。この試合では試合早々に失点。早速後手に回った。それでは反撃しなければならないのだが、どうやって点を取るのかという戦略が見えない。どのチームにもメッシやCR7がいるわけではないので、いる選手で点を取る工夫が必要である。
大さっぱに言えば得点パターンは以下のとうりである。
①CFがポストになって前線でボールを収めて、周囲の選手のシュートチャンスを作る。川崎Fのレアンドロ・ダミアンはこれが上手い。
②左右のウイングかサイドバックがドリブルで仕掛けて、いいクロスを上げる。または切り返してマイナスのボールを出してそこから崩す。
③CFにクロスを上げて空中戦で競わせる。
他にもいろいろなパターンがあるだろうが、相手が真ん中を固めて守備ブロックの外側でボールを回しているだけでは点は取れない。ガンバの攻撃を見る限りではトリッキーなプレーができるのは宇佐美だけで、その宇佐美もボールをこねくり回す傾向があるので攻撃にスピードが伴わない。
ダイレクトタッチもなければワンツーもない。とにかく守備ブロックの外側でボールを回しているだけだから相手も守りやすい。6月には分不相応なACL出場もあるし、そこでボロボロに負けて状態はさらに悪化。Jリーグ最速の降格という記録を作るシーズンになるかも知れない。
遠藤ヤットでも呼び戻すのはどうか。
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