サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ホアキン・サンチェス

2022-04-26 08:24:31 | 日記

べテイスのホアキンが40才を過ぎても来季の現役続行を発表した。クラブと正式に契約を延長したかどうかは知らないが、スペイン国王杯優勝のパーティーで自分で発言したから間違いないだろう。若い若いと思っていたホアキンも40才の親父になってしまった。乾がべテイスにいたころ、乾の細い目をからかっていたのでこれが典型的なスペイン人のアジア人蔑視なんだろうと感じた。ホアキン本人は人種差別をしているつもりはなかっただろう。

 

さてホアキンといえば、2002年日韓WCのQFのスペイン対韓国である。ホアキンはスペインの若手の新星であり、この時20才だった。試合には先発して、延長戦でホアキンがあげたクロスをモリエンテスが決めてゴールのはずだったが、韓国に買収された主審がホアキンはクロスを上げる前にゴールラインを割っていたとして、ゴールを取り消し。

 

PK戦になり、スペイン4人目のホアキンがはずして、韓国5人目のホン・ミョンボが決めて韓国が勝った。試合後にモリエンテスは主審に「これは親善試合ではなくワールドカップなんだ」と強硬に抗議。スペインチームのスタッフが止めに入ったが、誰も止めなければモリエンテスは主審を殴っていたかも知れない。

 

その後FIFAはこのモリエンテスのゴール取り消しを誤審だったと認めている。試合後に誤審と言われても何の助けにもならない。モリエンテスをはじめとしてスペインがあれだけ怒ったのは主審が買収されていたと感じたからだろう。そして自分たちも主審を買収したことがあったからだというメディアの論調もあった。

 

あれから20年。ホアキンがまだ現役とは恐れ入る。2002年WCのスペインのメンバーは、カシージャス、イエロ、プジョー、ラウール、ルイス・エンリケなどがいた。監督をやっているメンツも多いのに、40才ホアキンはまだ現役です。

 

Joaquin 2022 (cropped).jpg

 

 


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