サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ウクライナ国際義勇軍への参加

2022-03-02 12:50:13 | 日記

日曜日にウクライナのゼレンスキー大統領が、対ロシア戦争に参加する外国人を募集すると発表してこれが世界中で反響を呼んでいるようだ。イギリスのガーデイアン紙を読むと、特にイスラエルでの反響が大きいという。

 

元々、ウクライナには多くのユダヤ人が住んでいて、第2次大戦後にイスラエルに移住した人が多い。現在、ウクライナには自分がユダヤ人と認識する人がが4万人、彼らの祖先も含めると世界的にも大きなユダヤ人コミュニテイだそうだ。

 

まだ人数は公表されていないが、イスラエルからウクライナ義勇軍に参加する希望者は多いようで、こういう事情はウクライナ、ロシアだけでなくユダヤ人の歴史を巻き込んだ近代史の縮図のように見える。またウクライナからイスラエルには難民を希望しているユダヤ人が1万人から1.5万人いるそうで、イスラエル政府は受け入れ準備をしている。

 

さてガーデイアン紙では、1930年代のスペイン内戦の時代のスペイン人民戦線への国際義勇軍になぞらえる論調もある。スペイン人民戦線とウクライナではかなり状況が違うし、今回はロシアは世界中から袋叩きにあっていて、ロシアのほうが分が悪い。

 

日本でウクライナ大使館に義竜軍参加を申し込んだ人が70人くらいいて、自衛官など軍隊経験者に限定されているそうだが、大義としては立派だと思うが日本人がわざわざウクライナに出かけて行って戦争に参加するということにはかなり違和感が出て来る。

 

外国からの義勇兵を集めても戦力的にはたかが知れているだろうし、これはゼレンスキーのプロパガンダだろう。その義勇兵が、特に日本人に犠牲が出れば、日本国内はもとよりのこと、世界中に宣伝される。参加するのは自由かも知れないがプロパガンダに利用されることを承知して欲しい。

 

ウクライナのゼレンスキー大統領(2022年2月22日)

日本の外務省はいやがるだろう、日本人の義勇軍参加。

 


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