ゆーべのなでしこの五輪本番前の最後の調整試合のオーストラリア戦を見たが、なんとも形容しがたいチームだった。お互いにまだコンデイションが伴っていないだろうし、オーストラリアなんて後半あたまからGKを含めて6人一挙に交代しているから、明らかにコンデイション調整であることがわかる。世界ランクは日本が10位、オーストラリアが9位だから同じようなレベルだろう。
調整中といっても本番まで1週間である。この試合の先発が最初の試合の先発ということだろう。中2日で続くからGK, CBの熊谷、ボランチの一人くらいを除けばターンオーバーしていくのだろう。つまり戦力的には誰が出てきても同じということか。その中でも岩淵だけは別格で、強豪チームと渡り合えるのは岩淵一人。若いと思っていた岩淵も28才である。2023年WCまでは代表に残るだろう。
さて日本チームの課題は2つ。相手が強くなればなるほどそれが浮き彫りにされるだろう。
①1対1に弱い。オーストラリアの選手にはことごとく負けていた。ということは相手がどこであれ同じことになる。
②スピードがない。特にサイドの裏を取られたときのケアが致命的に遅く、フリーでクロスを上げられて真ん中でドカンと合わせられて失点というパターンが目に浮かぶ。これだけサイドに弱点があるのだから、SBは必ず1枚残して、左右にスライドさせるなどすればかなり防げるはずだが、そういう工夫もない。
また自分のリズムで人数をかけてパスをつなぐ攻撃はいいのだが、最後のシュートまでほぼいけない。夕べの試合はたまたまPK取れて1ゴールできたが、それ以外には決定機は皆無。
夕べの試合で見せた課題を修正してくるだろうが、対戦相手もスカウティングしてくる。1週間でどれほど完成度が高まるか疑問だし、このチームの戦力ではベスト8どまりで、QFで敗退というところだろう。それに12チームしか参加していないので、ベスト8には入れるでしょう。
2019年WCのころよりも弱くなっているように見えた。そのころとはメンバーはほぼ同じのはずだから、何も変わっていないということか。
チームで一番の美人さん、塩越選手。昨日のプレーはイマイチだった。
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