鎌田のラッチオ入り正式発表

鎌田のラッチオ加入がクラブから正式発表された。フランクフルトを退団してからドルトムント、ACミラン、レアルソシエダ、ローマ、アトレチコ・マドリードなどCL出場にこだわった鎌田だからラッチオで満足だろう。まあ問題はポジションを取れるかどうかだが。

 

さて鎌田の年俸はフランクフルトでは過去３シーズン２００万ユーロだった。交渉したかどうかは知らないが、鎌田はこれが不満だったのだろう。現在の円＝ユーロのレートは１５６円だから３年前の年俸は約３億２千万円になる。しかし３年前のレートは１４０円だったから当時は２億８千万円だった。円換算しても無意味だ。

 

今回の移籍のメディアごとの記事が微妙に違う。イタリアのスカイスポーツでは年俸は４００万ユーロと出ている。ガゼッタでは３００万ユーロである。年俸などの詳細が公表されることはないので、これらはすべて推定である。しかし推定の内容が細かいのがイタリア、スペインなどの特徴だね、

 

いずれも契約期間は２年で１年のオプション付き。まだ２６才だから４年契約でもおかしくないのに、どうして２年なんだろう。これは鎌田の思惑かラッチオ側の思惑か。２年では１年経過してすぐに移籍の話がでてくるので忙しい。ACミランからのオファーは４年で３００万ドルだったはず。

 

よくイタリアとスペインの年俸は税抜きだから３００万ユーロならば、実際の税込みはその２倍くらいだと言われている。しかしそれを実証した記事なりを読んだことがないので、真偽は疑わしい。とにかくサッリ監督の小難しいサッカーに対応して、右翼のウルトラスにもめげずに鎌田は頑張らなきゃいけない。１月のアジアカップなんて辞退すべき。

 

ローマ入りした鎌田。