A組のイタリア対ウエールズは、イタリアが8人の先発を交代、ウエールズは3人交代。それでもイタリアが1-0で勝ち、勝ち点9とした。イタリアはこれで11連勝、失点0という快進撃。マンチーニ監督になってから30戦負けなし。いやあ、強い。
前半39分にFKの流れからイタリアが先制。ウエールズは勝てばグループ首位だったが、この失点で試合の流れが変わり、後半55分にはウエールズのアンパドウが一発レッドで退場。ウエールズはすでに勝ち点4で一次リーグ突破が見えていたので、この後無理をしなくなった。
イタリアの監督、コーチ陣はジョルジオ・アルマーニのユニフォームのジャケット、ネクタイで「正装」していて実に恰好いい。この試合で主力を休ませたので決勝Tに向けてイタリアは準備万端。この大会の特徴として、シード国が1次リーグの3試合ともホームで3連戦している。この組ではイタリアはローマで3試合だが、スイスなんてバクー、ローマ、バクーと全部で6千KM以上の移動でくたくた。これはあまりにも不公平である。
また前回からだが参加国が24チームになり、1次リーグで16チームに絞るために3位通過もあるので、消化試合がなくなった。2試合で勝ち点1でも3試合目に勝てば勝ち点4で3位通過の目が出てくるし、、混戦になれば勝ち点3でもOKだろう。
A組のスイス対トルコは、スイスが3-1でトルコに快勝。これでスイスは勝ち点4だが、3位通過。他の組の結果によるが、ほぼ決勝T進出を決めた。スイスのシャキリはリバプールでは昨季のリーグ戦のゴールゼロだったが、この試合では2ゴールの大活躍。リバプール残留の可能性も出てくるのか。
トルコは攻撃的なチャノハノールなど、タレントはそろっているが、攻守の切り替えが遅く、DFラインが実に不安定。3試合で得点1,失点8の惨敗だった。前回はベスト4までいったので、今回は期待していたのだがあまりにもお粗末なチームだった。
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