香川サラゴサ入団セレモニーと記者会見

香川のサラゴサのスタジアムでの入団セレモニーを見たが、いきなり和太鼓の演奏があったりクラブの意気込みがよく分かる。これって香川だけのセレモニーなんだろうか。７千人くらいファンが集まっての空前の盛り上がりである。なんだかアイドルのような扱い方である。


サラゴサのような万年２部のクラブにとって、香川のような知名度の高い選手が来ることはビッグイベントだろう。ベシクタシュのファンも盛り上がっていたが、冬の移籍市場でのレンタルだったしサラゴサでの盛り上がり方はちょっと違う。どこか異常である。サラゴサの公式サイトをみると香川祭りである。


さて記者会見では香川は盛んに今季での自分の活躍とクラブの１部昇格を繰り返していたが、その可能性はどうだろうか。サラゴサは２０１３/２０１４シーズンから６シーズン連続で２部にいる。この間での一番いい成績は２０１７/２０１８の３位である。２０１１年６月には倒産していて、そこから長期低迷が始まっている。


ヴィクトル・フェルナンデス監督は香川に期待しているようだし、クラブの会長さんはシーズンチケットの売り上げが好調なのでホクホクのようだ。香川が単なる人寄せパンダで終わることのないように、香川にはシーズンでの１５ゴール１０アシストをノルマとして欲しい。


１７日の土曜日にはテネリフェとの開幕戦がある。デポルティーボとの試合なんて日本人ダービーとかいってフィギュア選手のフェルナンデス、乾と柴崎を利用したように日本祭りにするんだろうなあ。


しかしこれが２部ではなく１部のクラブだったらどんなによかったことか。