アネルカのインタビューがLiverpool Echoという媒体に出ていた。それはサラーとマネはレアルマドリードに行くべきでなく、リバプールに残るべきだというアネルカの意見である。レアルマドリードがサラーとマネを獲得するという話は知らないが、アネルカは今季のリバプールはレアルマドリードと同等以上のレベルにあり、リバプールの主力である以上、レアルマドリードに行く必要はないと言っている。
これは選手の持つ価値観の問題だと思う。またそれ以前にサラリーも重要だ。しかし選手ならば誰でもレアルマドリードやバルサでプレーしてみたいと思う。仮にレアルマドリードから誘われればそれを拒否することができるだろうか。ポジション争いはどこに行ってもある。サラーはリバプールで主力でもレアルマドリードではベンチになる試合もあるかも知れない。それはそれで仕方がないことだ。
アネルカはすでに引退しているが、PSGから始めてアーセナル、レアルマドリード、マンCITY、リバプール、チェルシーなどを渡り歩いた。中国、インドでもプレーして2015年7月にムンバイで事実上の引退をしている。レアルマドリードでもリバプールでも1シーズンずつプレーしたが、大した活躍ができなかった。
いろいろなクラブを移籍して歩いて延べ13クラブでプレーしている。これはかなりの記録だろう。トータル17シーズンでリーグ戦483試合に出場してゴールは152。決して多い方ではない。監督とのいざこざ、規律違反での解雇などピッチ外での問題行動が多い選手であった。
リバプールとレアルマドリードの両方でプレーした選手といえば、ヌリ・シャヒンもそうだ。この2つのクラブでプレー経験があると大成しないのかも知れない。
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