昨日の名古屋対鹿島はOPTUS SPORTSでライブ配信があった。フィッカデンティ監督がコロナで離脱してから急速に調子を落とした名古屋と、相馬監督になってから急に強くなってきた鹿島の対戦である。結果は0-2で鹿島が勝ったが、名古屋の力負けという試合だった。
ザーゴ時代の弱さが嘘のように強くなった鹿島だが、目立つのはボールをロストしてからのボール奪取の速さである。鹿島のボール奪取というよりも名古屋のボールロストがひどいというべきか。鹿島はとにかく名古屋に決定機を作らせなかった。昨日の試合は週末の前節からローテーションで選手を大幅に変更。これは名古屋も同じだった。
名古屋はウノゼロで堅守だったはずだが、1失点目はCKをランゲラックがまさかのお手玉でボールをこぼしたところを犬飼に押し込まれた。こんな失点をしていては勝てる試合も勝てない。2失点目は鹿島に細かいパスをつながれて綺麗に失点。
名古屋の攻撃は単調で左SBの吉田と左ウイングの相馬(後半途中から出場)を絡めるだけで、そこからクロスが上がるわけでもなく、真ん中に張っている選手に合わせるでもなく、とにかく何もできない。FWにポストになる選手もいなくて、サイドから崩そうとするだけ。
試合数が違うので勝ち点差を比べるのは無理があるが、これで川崎の42,残りは名古屋が32,横浜Mと鳥栖が27。川崎に対抗できそうだった名古屋が失速したことで、川崎の今季の優勝はもう決まっているようなもの。名古屋にはもう少し頑張ってほしかった。
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