U17 WC 日本対アルゼンチン １－３

U17というのは、高校生、ユースの年代であるから、結果よりも育成である。とはいえ、勝負事であるから負けるよりは勝ちたい。初戦のポーランドに１－０で勝っていて、このアルゼンチン戦に勝てば勝ち点６となる決勝Tが決まるところだったが、逆に負けてしまい、第３戦のセネガルに最低でも勝ち点１が必要となった。

 

この大会のレギュレーションでは決勝Tに進むためにはグループ１位、２位、そして３位でも上位４つには入れればいい。セネガルはすでに勝ち点６でほぼ決勝Tを決めているので日本戦はメンバーを落としてくるだろう。このグループの中ではセネガルが最強なので、日本は勝ち点１以上が必要。

 

この試合ではアルゼンチンと日本の差は、フィジカルとスピードだと思った。あるいは初戦を落としているアルゼンチンはこの試合に負ければ終わりなので、日本よりも気迫が上だったのかも知れない。そんなこんなで圧倒的な差があるわけではないはずだが、日本は力負けしてしまった。U１７といえども、気迫のあるほうが勝つ。育成だから負けてもいいやでは最初から勝てない。

 

以前のU17WCで、西川潤が出ていた大会を見たが、あの頃の西川は世界的にも注目されていた選手だった。しかし現在は浮き沈みの激しい選手であるし、お世辞にも活躍しているとは言えない。たまにユース世代の代表に呼ばれてはいるが、今年２１才でフル代表に呼ばれていてもおかしくない。

 

今回の日本チームから将来を担うような選手がでてきてほしい。