ボローニャ時代も怪我が多かったが、アーセナルでは昨季前半はよかったが酷使されすぎたのか、後半に入り長期離脱を繰り返した。最後の公式戦は5月16日のEPLだい37節のニューキャッスル戦で、先発したものの前半39分に突然ピッチに座り込んでしまい交代。
その後は代表の6月4連戦に召集されたものの、ブラジル戦で試合後にアーセナルのチームメイトたちと談笑しただけ。富安の怪我の程度を見たかったのだろうが、代表期間中は個人メニュー、要するにランニングとストレッチだけをしていたのみ。実に無駄な時間を過ごさせて、長距離移動の負荷をかけさせた。
6月の代表招集が悪かったのか、富安はアーセナルのプレシーズンマッチに出ていない。トレーニングセッションの様子を写した動画には出てくるが、ベンチ入りもしていない。また筋肉系の問題があるようで程度は分からないが試合に起用されないということは万全ではないということ。
最新のアルテタの会見を見ると、テイアニー、富安など数人の選手が怪我で遅れている。だが軽傷だとコメントしていた。しかしジンチェンコを獲得できたことで左SBの穴は埋まったので、会見ではご満足だった。不思議なのは、フル稼働できない富安、レベルの非クリセドリックなど右SBは補強が必要なのに補強しなかったことだ。
まあ、ワールドクラスのSBを見つけるのは難しく、富安、セドリック、ベン・ホワイトのSB起用でローテンションしていくのだろう。富安は新シーズンも怪我を繰り返すと当然のことながら序列が下がり、怪我から復帰できてもチャンスさえもらえなくなり戦力外となる。これはもちろん本人もよくわかっていることだろう。
11月のWCに出たいのであれば、8月のEPLは欠場してもゆっくり調整して、9月以降から復帰できるようにしたほうがいいし、9月の代表も辞退すべき。WCに出て試合途中に怪我が再発してピッチに座り込むなんて光景は誰も見たくない。
こんな光景ばかりだった。
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