レアルマドリードのヨビッチが古巣のフランクフルトにレンタルで移籍することになった。フランクフルトで2017/2019の2シーズンで54試合で25ゴールと大活躍して、2019年6月に6年契約でレアルマドリードに完全移籍。契約時は21才だったから6年という長期の契約だったのだろうが、移籍金は当時のレートで78億円。フランクフルトはこれで5年くらいは財政的な余裕ができた。ヨビッチ様様だろう。
しかしヨビッチはレアルマドリードでは順応できなかった。2019/2020シーズンでは、17試合出場で2ゴール。2020年3月にセルビアに帰国した際に、新型コロナウイルス蔓延を阻止するため、感染が広がっている国から帰国した場合は最大28日間自主的な隔離が義務付けられているのにもかかわらず、自分の彼女の誕生日パーティーに参加したとして批判された。更に11月にはウイルスに感染し、チームから一時離脱。
今季の出場はまだ4試合のみで先発は2試合。完全ではないが干されている。コロナに感染したのは本人のせいではないし、去年の3月のパーテイ騒動はあったが、実際に感染したのは11月である。ただ世界中がコロナで大騒ぎしている時期に騒動を起こした責任は大きい。
ヨビッチはドイツでは活躍できたが、レアルマドリードではポジションを取れなかった。レアルではなく他の中堅クラブであれば違ったかも知れないが、よく思うのだがブンデスリーガで活躍できても他のリーグではだめな選手がよくいる。あるいはその逆もある。
たとえばソンフンミンはレバークーゼンにいたころにはいい選手ではあったが、ワールドクラスとは言えなかった。それがトットナムでは大活躍している。ヨビッチもラリーガではなく、EPLに行けば大化けできるかも知れない。ヨビッチのようなこれからという選手がいきなりレアルマドリードに移籍したことが間違いだったのかも知れない。
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