ロリーポップとは日本でいうキャンデイです。なぜこう呼ぶのか知らないが、オーストラリアにはロリーポップ・レイデイと呼ばれる道路工事などで、交通をコントロールする職業がある。本来２車線通行の道を工事で半分ふさぐと片側しか通行できない。そのために片側ずつ止めて通行させることになるが、工事部分の両端で車を止める人員が必要となる。
このコントローラーが若い女性、できれば美人系が起用される。一応交通整理の講習を受講した１８才以上という制限はあるが、まあ常識がありテキパキしていれば誰でもできる。しかし若くてそこそこの美人でなければならない。これは美女が交通整理していれば、男性ドライバーの注目を引くからだと言われている。あるいは道路工事をしている兄ちゃん、おっちゃんたちを癒すためだともいわれている。かなりくだらない理由だが、どの工事現場でも必ず若い美女系がやっている。
道路工事だから雨の日はだめ、夏は暑く、冬は寒い。一か所の現場が終われば次に移る。日雇い労働が多く、雇用は安定しないなどなど、いくら美女でも現場での作業は過酷だ。それでも希望する人は多い。給料はかなりいい。現場にも左右されるだろうが、１週間４０時間労働で週給２０００ドルから３０００ドル程度、１８万円から２４万円くらいになる。これは税込みでから手取りで１５万円から２０万円くらいか。月給にすれば手取りで６０万円から８０万円になる。
かなり高給のように聞こえるが、仕事が毎日あるとは限らないし、諸事情で工事が中断、終了すればそれで仕事はなくなる。一日中立っていて、交通整理するだけの単純労働はかなり疲れる。短期間に金を稼ぎたい人向きの仕事だろう。
日本でも工事現場の交通整理を茶髪か金髪の美人がやっていれば、それだけでかなり目立つはず。だけど日本の美女はそんなことしないかあ。
こんなかんじのお姉ちゃんが交通整理をしている。