SBSのサイトに今季のACLの今後の動向に関するコラムが出ている。それによれば今季のACLはもう開催できないだろうという予想である。理由として東地区のついてしか出ていないが、日本、韓国ではリーグ戦が再開され、中国、オーストラリアでも今月中に再開される見込み。しかしどこでも非常にタイトなスケジュールになっている。
そのために残りのACLのグループリーグ、各チーム４試合ほどをこなすには1ヶ所での集中開催しかない。しかしどの国がそのような開催を引き受けるのだろうか。現在コロナが落ち着いているのは韓国と中国だが、韓国は開催に否定的だし、中国は２０２２年の冬季五輪以外のイベントは今年は引き受けないと発表しているそうだ。
どの国も入国制限をしているし、集中開催をするということは他の３チームの選手、スタッフなど総勢１００人以上を受け入れるということになる。オーストラリアなんて国籍保持者、永住権保持者しか入国を認めていない。多分どこの国でも同じような事情だろう。とてもACLの集中開催なんてできる状況にはない。
２０２２年カタールWCだって開催が怪しいのに、今季のACLは東西両地区で試合を消化していくのはもう無理だろう。今季はもちろん来季のACLも開催が怪しい。