サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ボローニャ対サッスオーロ

2020-07-10 07:34:53 | 日記

昨日のセリエA第31節、ボローニャ対サッスオーロはボローニャが1-2で負けたが、右SBで先発して富安は得点に絡んだが、失点にも絡んだ。日本のスポーツメデイアでは攻撃面しか強調されないが、この試合の失点は富安の弱点をさらけだしたものだ。

 

前半41分にベラルディが富安のサイドからドリブルで突進。富安は相手のコースを切ったところまでは良かった。だがスペースができていたので、相手は切り返して冨安をかわしたのちに、利き足でない右を使ってシュートを放ってきた。強烈な弾道で、ゴール右上隅へと決まった。簡単に振り切られたのはまずかった。

 

富安は対人は強いが相手から切り返されるともろい。まあファンダイクのような完璧なDFはそういないが、切り返しに弱いDFは狙われる。それに富安は純粋なSBではなく、本職はCBである。こいつに任せていれば大丈夫だというDFでなければ、ビッグクラブへのステップアップなど無理である。

 

ユーチューブなどの富安のタッチ集などをみても、この試合については実質アシストとか、得点に絡んだシーンのみ強調される。しかし試合は富安が絡んだ失点で負けたようなものだし、もっと失点場面も強調してしかるべき。実質アシストと騒いでみても試合には負けたのだから、何の意味もない。