サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

遠藤渓太

2020-07-22 09:13:12 | 日記

マリノスの遠藤渓太がブンデス1部のウニオン・ベルリンに移籍しそうである。20才前の若手が青田買いされるケースを除けば、現在のJリーガーの中で即戦力でヨーロッパに移籍できそうな選手は遠藤と神戸の古橋くらいだろう。遠藤は今年23才だから移籍するならばいい年齢だし、古橋は今年25才で移籍したいのであれば今季がベストだろう。

 

さて遠藤は2018年シーズンから台頭し始めて、2019年シーズンはリーグ戦に33試合出場して7ゴール。これがキャリアハイである。数字から判断すればまあまあだし、この程度の活躍でブンデス1部で通用するのかどうかはやってみないと分からない。

 

遠藤は昨季は33試合出場といっても途中出場が多く、いわばジョーカーのような存在だった。ウニオン・ベルリンは2019/2020にクラブ史上初の1部昇格を果たし、今季は11位だった。初昇格で11位は大健闘と言える。

 

遠藤のプレースタイルは左サイドのウインガーとして日本人の中では突破力はあるほうだろう。しかしブンデス1部で通用するほどではないと思うし、初の海外移籍としてはベルギーのほうがよかった。

 

同じ左ウイングとしてはどうしても古橋と比較してしまう。古橋ならば通用するが遠藤では疑問符がついてしまう。


ズラタンとカバーニ

2020-07-22 09:13:12 | 日記

来季からEPLに昇格するリーズの会長がズラタンをあきらめてカバーニを獲得したいと発言している。リーズは井手口を追い出したビエルサがまだ監督をしているのだ。あの変人がまだいるとは驚いた。

 

さてズラタンとカバーニを比較することに無理があると思う。まずズラタンは38才。ACミランとは今季終了時点で契約が切れるが延長オプションが付いている。現在絶好調のミランだがもうすぐ39才の大ベテランと契約を延長するのかどうかは疑問である。

 

カバーニは33才でPSGとの契約が切れて現在はフリーである。だからカバーニを獲得すれば移籍金はかからない。これは大きなメリットだし、カバーニにも有利だ。カバーニはヨーロッパに出た後はパレルモ、ナポリ、PSGとラテンスペイン語が通じやすい国でプレーしているので、それをあえてイングランドに行くのかどうか。監督がビエルサだから問題ないのか。カバーニの実力ならばあと3~4シーズンは活躍できるだろう。

 

この二人を比べるとどちらがFWとして優れているのだろうか。所属クラブが違うので比較は無理があるが、ズラタンはこれまでのリーグ戦で573試合出場で371ゴール。カバーニは423試合で256ゴール。ゴール率ではズラタンのほうが上だ。キャリアはズラタンのほうが長いので当然かもしれない。

 

キャラとしては圧倒的にズラタンのほうが癖がある。自分のファッションブランドもあるし、スポンサー収入などを含めれば収入は圧倒的にズラタンのほうが上だろう。カバーニもいい選手だが、どちらかといえば地味な選手だ。ネイマールと仲が悪いことで有名になった。それを除けばウルグアイといえばやはりルイス・スアレスだろう。

 

カバーニがPSGの後にリーズに行くのであれば、かなりの都落ちとなる。もっといいオファーが来るだろう。神戸なんてどうだろう。