サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

女子WC、日本決勝進出

2015-07-02 13:44:54 | 日記
SBSテレビの解説は元オーストラリア女子代表の二人で、試合前から二人とも日本の勝ちを予想していた。この二人の試合後の感想は、

①両チームに与えられた前半のPKはPKではない。この主審のレベルが低い。
②前半はイーブンだったが後半はイングランドペースで、延長戦になっていればイングランドが勝ち越しゴールをあげていただろう。試合はイングランドが勝者にふさわしかったが、日本の勝ちは勝ち。
③日本はこの試合でロングボールとフィジカルの弱さを露呈して、イングランドと同じような戦法でかつもっと強いアメリカと戦えるのか疑問。

というものだった。まあどれももっともだが、日本は前線にボールが収まらなすぎた。大儀見にボールをあててもDFのマークがきつくてだめ。全然ポストにならない。おまけに大儀見は不容易なファールでPKを取られた。おかしな判定だったが、事実は事実。

大野はこの試合はまるでスピードがなく、疲労がたまっていることがよくわかる。コンデイション不良である。

決勝は大儀見を見切って同じようなポスト役になれる菅原でも出したほうがいいのでは。岩淵はスーパーサブというよりもやっぱり先発で見たい。どうせアメリカには戦力的にかなわないのだから、調子のいい選手を出して欲しい。

オランダ戦のハンブル失点で不安定さを見せた海堀はこの試合では大当たり。しかしGKが大当たりということはそれだけ攻められたということだから痛し痒し。

イングランドのCBのOGは、後半ATでWCのSFということを考えれば号泣する姿はあまりにも痛々しい。SBSの解説者は自分がピッチに立っていて同じシナリオだったらと質問されて、答えようがなかった。それほどの悲劇的な結末だった。

まあそれでも日本の勝ちは勝ち。