サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

レアルソシエダの補弱戦略

2024-08-10 08:35:39 | 日記

ラリーガは8月15日を皮切りに第1節が始まる。そんな直前なのにレアルソシエダはまだ選手の放出が続いている。それも主力選手である。まずCBの大黒柱のル・ノルマンが放出された。高値で売れる選手をできるだけいい時期に売りたいという戦略はわかる。

 

そして攻撃の主力であるミケル・メリーノをマンUへ売るという話があるし、今ホットな話はボランチのスピメンデイにリバプールから高額オファーが来ていて、ソシエダは慰留したいが選手が行きたいといえば、見合う移籍金をもらえれば認めるだろう。

 

レアルソシエダというクラブは、いい選手が揃って頑張ってもラリーガの4位がせいぜいである。せいぜいEL圏内に入れればそれでいいし、10位より下に落ちなければまあいいというクラブである。

 

だからその範囲で選手をやりくりして、安値で仕入れて高値で売るというビジネスモデルだから、スペイン代表でもあるメリーノやスピメンデイでも高く売れればそれでいいのである。

 

スピメンデイがもしリバプールに移籍すると、その影響をもろにかぶるのが遠藤航である。スロット監督になってから遠藤のボランチの序列は低く、多分3番目か4番目。スピメンデイが来ればされに下がる。守備力では遠藤のほうが優っているからもしれないが、攻撃のパスセンスは圧倒的にスピメンデイのほうが上である。

 

今後リバプールでの遠藤の序列は下がることはあっても上がることはないだろうから、年俸にこだわらなければ他のクラブ、例えばドイツあたりのクラブからオファーがあればさっさと移籍するほうがいいだろう。

 

しかし開幕直前にこの動きはどの選手にも迷惑である。あと1か月早くオファーを出してくれればよかったのに。

 

まだ25才のスピメンデイ君。


78才のイラン人の元同僚

2024-08-09 09:08:31 | 日記

15年前まで一緒の事業所で働いていたイラン人の元同僚がいて、久々に連絡があり勤務できる事業所を探しているのでおまえのところはどうかと聞いてきた。同じ会社なのだが、勤務形態が違うと全くやりとりがなくなるので、このイラン人はもう辞めていたのかと思っていた。

 

というのもこのイラン人はたしか今年78才でリタイアをして公的年金をもらって、悠々自適のはずだからだ。しかし半年くらい前にも連絡があり、彼が勤務している事業所のマネージャーから人種差別を受けていて、事業所を変更するつもりだとかなんとか言っていた。

 

本当に人種差別かどうかは疑問だった。このイラン人は実に怠け者で、一緒に働いていると彼の仕事もかぶることになる厄介者で、かつやたらと文句が多いという最悪のイラン人だった。怠け者だから差別されているのだと容易に想像できた。

 

さてこのイラン人はなかなか面白い経歴を持っていて、女癖が悪いイラン人だ。30代でイランで結婚。最初の奥さんは当時10代の若い少女。イランによくあるパターンである。いっしょにオーストラリアに移民してきて、20年経過したころに離婚。原因は知らないが、所有していた不動産をすべて奥さんに取られた。おそらく彼に非があったのだろう。

 

そのあと彼は頻繁にタイに女漁りに行くようになり、バンコクで知り合ったというか一晩の情事をすごしたタイ人女性と結婚。シドニーに呼び寄せた。知り合った当時は知らなかったようだが、タイ人の奥さんのビザを準備している段階で、この女性に5才の女の子がいることが発覚。ナンパしたタイ人女性を呼び寄せて、若妻を獲得したと喜んでいたのが子連れが発覚。

 

そして極めつけはしばらくして奥さんに20才くらいの息子がいることもわかり、息子の学費を援助してほしいと頼まれてイラン人は人もいいので、50万円くらい貸してやった。彼は金がなかったのでわざわざ銀行でローンを組んだ。

 

すると金をもらった奥さんはさっさと夜逃げしてしまった。こんもタイ人女性はオーストラリアに移民したいがための結婚詐欺だったようだ。イラン人のショックは大変のもので、自業自得ではあるが気の毒だった。

 

その後、彼はオンラインのいわゆるマッチングサイトで中国にいる女性をあさり始めた。懲りないイラン人である。一度中国人女性を呼び寄せて、やはり騙されたようだ。

 

そんな女癖の悪いイラン人も78才だが、まだ働いているということは借金でもあるのかもしれない。

 

 


アリサ・トルー選手

2024-08-08 08:24:14 | 日記

パリ五輪のスケートボードでオーストラリアののアリサ・トルーという女子選手が金メダルを獲得した。日本の開選手を抑えての金メダルである。この競技では日本のマスコミは、1,2,3位とも日本人の母親を持つ選手であることを強調していた。

 

オーストラリアのメディアの記事を読むと、日本人の母親なんてことは一切触れらていない。そんなことは競技とは一切関係ないし、ハーフであることはこちらでは全然珍しくない。

 

日本では報道されていなかったが、トルー選手は14才で、オーストラリアのオリンピック史上最年少の金メダリストとなったことで一躍時の人となった。日本では14才での金メダル獲得は時々あるので珍しくはない。

 

ところ変われば視点も変わる。日本人の母親をことさら強調するのはかなり違和感があった。

 

Arisa Trew stopped by after her victory to reflect on her monumental win.

オーストラリアのテレビ局のサテライトスタジオに呼ばれてインタビューを受けるトルー選手。


イングランドにいる日本人選手

2024-08-07 07:45:18 | 日記

EPLは8月17日の週末に開幕するがEPL、チャンピオンシップと合わせて、日本人選手が何人イングランドにいるのかを確認しておこう。多分、把握している人は少ないだろう。

 

リバプールの遠藤航。ここまでのPSMを見ている限り、先発起用はファーストチョイスではないだろう。しかもまだマカリスターは合流していないし、新規獲得のアンカーの選手も来るかもしれない。スロット監督では遠藤の出番は激減して、やっぱりマルセイユに行っておけばよかったなんてことがないように。

 

アーセナルの富安。膝を負傷してPSMは一切出ていないし、開幕にも間に合わないだろう。復帰できたとしても2,3か月はほとんど出番がないだろう。あまりにも痛い負傷であるし、稼働率の低さはどうにもならないのか。

 

ブライトンの三苫。日本でのPSMには元気な姿を見せていたし、新監督の元、左ウイングのファーストチョイスになれるかどうかは、今後の出来次第か。

 

クリスタルパレスの鎌田。PSMのハイライトを見たが、左のシャドーのようなポジションでいい動きを見せていた。ただし、トップの選手や周囲の選手との連携はまだまだで、あまり鎌田にパスが行っていなかった。今後の活躍次第か。

 

サザンプトンの菅原。再昇格組だが、今後はまた落ちないようにしなければならない。菅原がファーストチョイスの右SBかどうかはわからないが、やっぱり守備に不安があるよねえ。

 

ここからはチャンピオンシップ組。ブラックバーンの大橋、ブリストルの平河、カーデイフの角田、コベントリーの坂元、ルートンタウンの橋岡などだ。

 

これらの5クラブの中で、EPLに昇格して定着できそうなクラブはないだろう。昨季のルートンはEPLで悲惨な目にあった。個人昇格を狙うべきか。

 

鎌田 大地

鎌田の所属してきたクラブのユニには、日本代表も含めて必ず鳥の刺繍がある。


世論とはどのように形成されるのか

2024-08-06 08:57:50 | 日記

政治家、芸能人、著名人などがバッシングを受けて、それが世論となっていく。パリ五輪での選手の行動へのバッシングもメディアからではなく、SNSからのものが大半である。

 

これらのバッシングが世論となっていく上で、最初にユーチューバー、芸能人などが、どこそこでこのように発信、発言したという記事がマスコミに載り、それが煽られていく。実にくだらないやり方である。

 

この最初にあおる連中を仮にインフルエンサーと呼ぶならば、彼らはそれを飯のタネにしているのかどうかは知らないが、異常なほどに相手を罵倒していく。蓮舫さんへのバッシングがいい例である。

 

その中でも筆者が嫌うインフルエンサーは、ひろゆきさん、橋下徹、ホリエモン、眞鍋かをりなどである。橋下徹の場合は元首長であるから元政治家としてもっともらしいことも言っていいだろう。

 

他の連中はタレントだか実業家だかよくわからない連中である。彼らがXなどで発信するのは自由だろうが、それをスポーツ新聞だか週刊誌などが誰それがこういう発言をしていると、さも彼らがオピニオンリーダーであるがのごときに持ち上げる。そして馬鹿な国民はそれを信じていく。

 

すべてはくだらない情報をみんなが信じなければいいのである。そしてくだらない情報をメディアが取り上げなければいいのだ。まあメディアがそもそもくだらないから仕方がないといえばそうなのだけど。

 

Hiroyuki Nishimura - Alchetron, The Free Social Encyclopedia

こいつのことは嫌いだが、恥ずかしながら大学の後輩だった。