サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

中国とバーレーンに勝っただけ

2024-09-14 16:09:35 | 日記

WC3次予選で中国とバーレーンに圧勝しただけで、日本はアジア最強だとか予選突破は確定のような記事のオンパレードである。弱いよりは強いほうがいいが浮かれているだけではだめである。

 

今大会の3次予選は18チーム。前回は12チームだったから6チームはいうなればアジア枠が増えたことによる水膨れである。だからこれらの増えた6チームは本来3次予選に参加できなかった国である。

 

3次予選の組み分けをするときに3か国ずつのポット1~ポット6ができた。水ぶくれチームはポット5とポット6の6チームである。日本のCグループに入った水ぶくれチームは中国、インドネシア。バーレーンはポット4だから、もともとこれらの3チームに勝つのは当たり前で、ホーム&アウエーとも圧勝して当然のレベルの相手なのだ。

 

圧勝とまでいかなくても2点差以上の快勝ができる相手である。だから日本が中国とバーレーンに勝つのは当然で、全然うれしくないはずだ。勝って当たり前なのだ。サウジもオーストラリアもそういう相手から勝ち点3が取れなかった。

 

日本が予選突破確実といえるのは、10月シリーズでアウエーのサウジとホームのオーストラリアに完勝できてからいえることである。

 

勝って当たり前の相手に勝っただけだから、浮かれていてはいけない。

 

 


青山繁晴さん、出馬できず

2024-09-13 08:21:25 | 日記

自民党の総裁選挙に出馬しようと頑張っていた青山さんだが、最終的に推薦人20が集められずに出馬を断念。筆者は青山さんのことを国会議員になる前から好きだった。安倍晋三に近く、主義主張はかなりの右派であるが、裏表がなく政治資金パーテイもせず、企業献金も受け取らない野党政治家のような珍しい自民党議員である。

 

政治コメンテーター、政治評論家のころからよく知っているが、そのころからの歯に衣着せぬコメントは変わらないが、国会議員になってあまり活躍できていない。右派政治家のくせに野党政治家のようなスタンスがいけないのかもしれない。

 

自民党の参議院議員比例区選出議員として党員集めは3年連続1位と頑張ってはいるが、それが党内では評価されていないのか、人寄せパンダになってしまっているのが残念である。

 

総裁選の公約としては、消費税減税を訴えて財務省と敵対しているために、推薦人をはがされてきたと暴露している。「こちらの陣営に、そちらを寄せてください」、「青山さん自身が、こちらの推薦人になってください」という強い要請、さらには「○○候補に本選で、この陣営ごと投票してください。それを約束しないのなら、青山さんの陣営から抜けます」というマサカの、かつ突然の話まで、『なるほどね、こういう世界ですね』という動きがどっと押し寄せました。

 

こういう裏話が自民党の総裁選挙では横行しているようで、ほとんどヤクザのような世界である。立憲民主党の推薦人がおかしいと批判を浴びているが、自民党だって同じである。公選法など関係のない政党内の権力闘争なんだし、そういう批判は無意味。

 

青山さんは硫黄島の戦没者の遺骨収集に尽力されていて、その真摯な態度に敬意を示します。青山さん、もう国会議員などさっさと辞めて、政治コメンテーターにもどってください。

 

青山繁晴

男の中の男、青山さん。

 

 

 

 

 

 

 


旗手は代表に要らないのか

2024-09-12 08:37:03 | 日記

9月の代表シリーズの中国戦、バーレーン戦には27人が呼ばれて、当然ベンチにも入れない選手が出てくる。これは仕方がないことだがそもそも起用するつもりのない選手は招集しないほうがいい。

 

旗手と細谷は2試合ともベンチ外。一体なんのために長距離移動を強いられたのか。特に旗手はスコットランド→日本→バーレーンと飛行機に乗っているだけだった。セルティックファンが怒るのも理解できる。

 

旗手を試合に出すとして、3バックならばポジションは左ウイングバック、2シャドーのどちらかになるのだろう。このポジションは三苫、中村敬斗、南野、久保、堂安、鎌田など5大リーグで活躍している選手がそろっていて、旗手の序列は彼らよりも低いのだろう。

 

セルティックでは旗手はほぼ鉄板の主力で、今季は2得点している。そして旗手がEPLのクラブに移籍できればそれなりに活躍できるだろう。しかしなぜか森安監督の頭にはスコットランドリーグはレベルが低いという固定観念があるようで、旗手と古橋は序列が低い。

 

2026年WCにはまだ2年弱もあり、予選だってその途中に怪我人が出ることもある。今から選手を固定してしまうのは危険すぎる。旗手ならばポリバレントな選手だから、ウイング、シャドー、ボランチだってできるだろう。理想的な選手である。

 

2試合ベンチ外にしてしまうのは惜しい。

 

初戦ベンチ外に奮起誓ったMF旗手怜央「外れたのは実力のなさ ...

外れたのは「実力のなさ」だけではないだろう。


WC予選 バーレーン戦 0-5

2024-09-11 04:25:15 | 日記

レオザのスコア予想が3バックならば5-0,4バックならば2-1で日本がバーレーンに勝つというものだったので、猛暑のアウエーを考えればドローでも御の字だと思ったが、なんと0-5で圧勝した。

 

この試合のキックオフはこちらの夜中の2時、試合が終われば4時になるのでほぼ完徹になる。次の日も仕事があるので、体力が持たないので休暇を取った。これでライブでみられる。

 

試合は前半はバーレーンが日本の左右のウイングバックを抑えて、なかなか日本にはチャンスが来なかった。三苫のクロスから堂安がシュートしたがポストをたたいてしまった。

 

しかし前半37分にラッキーなPKをもらい、上田が決めて日本が先制。これで楽になった。後半は前半よりもバーレーンが前に出てきたが、日本のDFラインがしっかりと跳ね返してクリーンシート。

 

後半になると日本は4点取って、0-5で日本の圧勝。小川がもっと丁寧にプレーすればもっと得点できていただろう。上田の繊細なポストプレーと比べると小川はプレーが雑だ。

 

オーストラリアはアウエーでインドネシアと0-0ドロー。かなり攻めたが得点できない。これで2試合でゴールなし。かなり不調だね。

 

日本の10月シリーズは、アウエーのサウジとホームのオーストラリア。まだ日本はアウエーでサウジに勝ったことがないので、サウジに勝てれば日本の強さは本物でしょう。

 

上田のゴールは極上だった。

 


アジア3次予選星取勘定

2024-09-10 06:55:48 | 日記

星取勘定というと大相撲のようだが、第1節の結果を踏まえて今後の予選の構図を考えてみよう。まずいえることは

1.オーストラリアとサウジの取りこぼし。

2.バーレーンとインドネシアは侮れない。

3.中国は限りなく弱い。

 

WC予選はいつも決まっていて、ホームで勝ち点3,アウエーで勝ち点1。今回は6チームの総当たり、10試合もあるが、ホームで勝ち点3だからそれで勝ち点15,アウエーで勝ち点1だからそれで勝ち点5。合計で勝ち点20を取れれば2位以上になれる計算である。

 

取りこぼしたり、アウエーで勝ち点3が取れたりするハプニングもあるし、他のチームが星のつぶしあいをしてくれることもある。過去の予選を検証してみればほぼホームで勝ち点3,アウエーで勝ち点1を守っていれば、予選敗退することはない。

 

上位2チームに入ると予想されているのが、日本、オーストラリア、サウジである。それ以外は勝ち点を提供するだけの3弱である。しかし第1節の結果を見ると、そうでなくなった。

 

日本はホームで勝ち点3だから、勝ち点20まで残り勝ち点17。

オーストラリアはホームで勝ち点0だから、勝ち点20まで残り勝ち点20。

サウジはホームで勝ち点1だから、勝ち点20まで残り勝ち点19。

 

オーストラリアとサウジはホームで勝ち点3を取れなかったことが痛いし、他のチームに勝ち点、特に勝ち点3を与えてはいけなかった。アウエーでは気候の違い、長距離移動、完全アウエーのスタジアムでのプレッシャーなどを考えれば引き分けでも十分である。

 

だから今晩のアウエーでのバーレーン戦は猛暑のようだし、コンディションを考えれば勝てなくても当然だし、勝ち点1でいい。

 

オーストラリアはホームの第1節で取れなかった勝ち点3を、第2節のアウエーのインドネシア戦で必ず取らなければいけない。そうでなければアウエーの日本、サウジから勝ち点3をとらなければいけなくなり、自分で自分の首を絞めることになる。