福井利佐blog

切り絵アーティストの日々

「静岡グランシップアートコンペ2011」

2011年02月05日 | 過去のBLOG記事

婦人画報3月号が発売されました。
今年も表紙で切り絵を担当させて頂きます。
よろしくおねがいします。

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樋口可南子さんです。
お美しいですねー。

今回は枝ぶりの「梅」でございます。

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本当に優雅な気分に浸れる雑誌です。
ご堪能あれ。



そして、家の梅も開花したのです!

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わー!
嬉しい。
よくもこんなに陽のあたらない所でも、咲いてくれました!

新居にはどうしても梅を植えたかったのですが、なかなか叶わず。

無理矢理、階段下のスペースに植えて下さる事になったのですが、
無事に育ってくれるのか心配でした。
初めての年越しを迎え、無事に咲いてくれました。

理想は、この後に実がなって、
それを収穫して梅シロップに漬けたいのですが、
それは受粉という壁があるので、難しそうです。

今年はとりあえず、咲いてくれただけで嬉しいです。



さてさて、先月お伝えしたのですが、
静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」
という所で審査会が行われた件の
表彰式が行われました。

このグランシップの建物の入り口付近にある、
ショーウィンドウの展示作品の公募展です。

今回から開催の「グランシップアートコンペ2011」第一回です。

私は、審査員として参加させていただきました。


グランシップ館長の田村孝子様。

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審査委員長は金沢21世紀美術館館長、秋元雄史様。

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審査員は、秋元さんを筆頭に、グランシップ館長の田村さん、
グランシップ広報も担当されている
株式会社シーアイセンターの甲賀雅章さん、
静岡文化芸術大学の佐井国夫さんもいたのですが、
この日、佐井先生はお仕事でご欠席でした。


グランシップ賞は4作品。


3月から3ヶ月ごとの展示で、
来年まで、4作品が入れ替わって展示されていきます。

今回の応募資格に「静岡在住、もしくは静岡出身」
というのが条件にあり、
まさしく静岡から発信するアーティストを
育てていこうとする意図があります。


そして、このグランシップという建物は、
舞台や音楽ホール、ギャラリーもあり、
映像ホールや大型スクリーンの会議ホールなど
様々な文化発信の施設でもあるので、
そういった「文化の多様性」そして
「上質な文化」の発信を目指しています。


グランシップ賞は
3~5月が鈴木絢さんの「ソウゾウ、アフレル」
6~8月が0X0X0(ゼロバイゼロ)さんの「Drops of Light」
9~11月が前澤妙子さんの「記憶のちうちぇ」
12~2月が堀園美さんの「Out of focus」
の方々が受賞されました。

みなさん、静岡出身で1人以外は東京、沖縄など
様々な所にいらっしゃるので、
みなさん今日のために遠方からかけつけて下さいました。

受賞作4作品のうち3作品が女性なんですねー。
最近の女性は強いです。

奨励賞は
大谷安弘さんの「音壁」
鳥居千夏さんの「鏡並木」
43さんの「twinkling」
佐野景子さんの「空気の波」
の4作品でした。


みなさん、おめでとうございますー!!


授賞式の後は、アーティストトークです。
審査員の秋元さんと私、そして、
受賞者とのトークが繰り広げられました。

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私は着物&おかっぱで参加させていただきました。

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このアーティストトークとってもおもしろかったです。

作品だけを見ていたので、
本人達にお会いできてお話しできて、
なるほどと思う事がたくさんあり、
私自身も楽しむ事ができました。


そして、何と言っても今回の公募展は、
21世紀美術館館長の秋元さんのお力は大きく、
秋元さんのアーティストに寄り添う姿勢、
ポジティブでフランクな考え方には、
色々勉強させらていただきました。
(アーティストトークも秋元さんのご発案です。)


秋元さんは、みなさんご存知かと思いますが、
直島の地中美術館の館長を経て、
07年より金沢21世紀美術館の館長をされています。

こちらのどちらもが、地域に密着した新しい美術館として、
日本中から注目され、そして厚く支持されています。

そんな美術館をひっぱっていく人物は、
やっぱりただ者ではないのです。
本当に懐の深いお方なのです。


3月からはじまる展示が楽しみです。

みなさんも、グランシップにお越しの際には、
こちらに注目して見て下さい。

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表彰式後、受賞者のみなさんと談笑中。



そして、授賞式の後は静岡県立美術館へ移動。

もろもろ打ち合わせがありました。

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きもちのよい所です。

こちらの美術館、託児所もあるんですねーーー!!
これは嬉しいです。
お子様を預けて、ワークショップとか参加できるらしいです。

小さい頃から良く来ていましたが、
最近いろいろリニューアルしたようです。

また詳しい事が決まったら、お伝えできればと思います。


そして、打ち合わせ後は実家に寄り、
朝からおじいちゃんおばあちゃんに
遊んでもらっていた娘をピックアップ。

着物から着替えて、バタバタとまた新幹線で帰宅。

帰りは、マネージャーの増賀さんがいたので大助かり!
娘も、両肩にバッグをかけてご機嫌。

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今年に入って、何回も母子新幹線移動があり、
本当に大変でした・・・。

新幹線の時間をご飯時間にしたり、
お気に入りのぬいぐるみ、絵本を持ち込み、
あの手この手でクリアしてきました。

もう一人いるだけで本当にラク~。

娘はずっとおしゃべりをしているのですが、
まだあまりはっきりした言葉を発せれないので、
そこがかわいさとして許される範囲なのですが、
これがいやいや期とか入ってきて、
もっとはっきり喋れるようになったら、
新幹線移動がもっと手を焼く感じになりそうで怖いです。


そして、帰ってきた日は節分。

なんとなく豆まきをして、豆を食べました。

たしか「恵方巻き」は、もともと大阪の海苔会社が
発案した海苔販売促進企画とかだったようで、
いまいち歴史やいわれなどがなく、
まだ私の中では浸透していないのですが、
ここまで世の中に受け入れられているという事は、
娘が大きくなる頃には、
恵方巻きを食べたりするんだろうなと感じています。


豆についていた鬼のお面を、アルフにつけてみる主人。

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アルフには小さく、
しっくりこなかったので(グラム案もでていた。)、

「そうだ!」と、

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田口家からいただいた、
おしゃれ人形のマドレーヌちゃんにつけていました・・・。

ちょっと、思ったより大きかったのですが、しっくりきたようです。

娘は、何となくこのお面は「怖い」みたいな
素振りはありましたが、よくわからず。


今回着たお着物の様子はこんな感じでした。

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首にうさぎの首巻きをしていたのですが、
主人に「グラムを前だっこしていたんだ。」と
言われてしまいました。

確かに、そんな感じに見えますねー(笑)。

実家が美容室なので、母も祖母も着付けができるし、
着物も置いてあるのでこういう機会くらいしか
着物は着れないかと思い、着てみました。

あったかいし。

増賀さんと、「帯の様子も撮りましょう!」と言っていたのですが、
そんな時間もなく、慌ただしく着替えて帰宅したのでした・・・。


こちらは、朝の着付け中の慌ただしい時に、
さらに娘がお仕事(いたずら)をしている様子です。

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母が、着物を着付け順に広げているのですが、
キラキラ光る金のお草履を気に入ってしまった娘が
荒らしていました・・・。

 


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